■ 修復・保存科学のわかる美術史家、美術史のわかる保存修復家という今までにない人材を育てる。
| ■募集人数 | 20人 |
| ■初年度納入金 | 2008年度納入金 149万5560円 |
■ 美術史研究と文化財保存修復の両分野を履修する
美術史研究と文化財保存修復の両分野を履修する。1年次は両分野共通の入門科目を学習。2年次以降は両分野にわたる演習などが数多く用意され、個々の興味や関心に柔軟に対応。3年次で各分野の専門に特化した応用について、4年次では卒業研究のほか全員が博物館実習を行う。
■ 文化財保存修復研究センターとの連携
文化保存修復研究センターは「文化財のレスキュー隊」として、地域に残る文化財の保存修復に取り組んでいる。このセンターとの連携により、豊富な科学機器や修復設備を活用しながら、実際に調査や修復作業に参加し、実践的に学ぶことができる。
■ 文化財を科学の力を使って解明し、保存する
松田泰典教授が専門の「保存科学」では、文化財の組成・構造・来歴を知り、後世に残すための科学的なアプローチ方法を学ぶ。中でもX線撮影は、対象物の構造や材質を知る上で有効な手段の一つである。その他、現代の文化財保護に欠かせない知識・技術で国宝だけでなく、古文書や絵画、工芸品を守る知識と技術を身につける。
■ 絵画修復では伝統的な修復技術を尊重しながら実験・検証する
西洋絵画修復では主に油彩画を、東洋絵画修復では屏風や掛軸・古文書などの保存および修復を学ぶ。まずは、作品の構造や材料の性質を理解し、どのような劣化や損傷が生じるかを研究することが必要となり、3年次からは実際の作品の調査をとおして、扱い方や観察方法などを実践的に学んでいく。
■ 国立国会図書館で「資料保存専門職員」として活躍
日本国内で刊行された全ての図書資料を所蔵する国立国会図書館で膨大な資料に囲まれて、和装本や地図・書簡などの修復を担当する本学の卒業生。ここでは、所蔵している資料の貸出だけでなく、文化遺産としてそれら資料を後世に伝える役割も担っており、実際の文化財に触れさせるという本学の活きた教育が役立っている。



