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日本にいて、留学したのと同じ勉強ができる 海外の教育機関の日本校で学ぶ
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■POINT1. どんなシステムで留学するのか
アメリカの大学・短期大学が日本に設置した日本校(ジャパンキャンパス)や留学準備機関の場合、日本で事前にアメリカ式の教育が受けられるのがメリット。ただし、学校によって卒業までのシステムは異なる。また、学校ごとに教養課程に進むときの基準や、アメリカ本校に進むときの基準が決まっているため、これをクリアしないと進級はできない。
  1. 日本では集中英語課程のみ
    日本では、アメリカの本校に入学するために必要な英語力をつけることが目的。教養課程以降は、アメリカの本校で受ける。

  2. 集中英語課程と教養課程の一部を日本校で受ける
    日本校で英語の集中課程と並行して、教養課程の一部を学習。また、各校ごとに定めたTOEFLの要求点をクリアしたあと、アメリカ本校と同じ教養課程を受け、残りの 教養課程と専門課程をアメリカ本校で受ける学校もある。

  3. 集中英語課程・教養課程・専門課程のすべてが日本校にある
    入学から卒業まで日本ですごすが、希望すればアメリカ本校ですごすことも可能。また、途中からアメリカに行く方法もあり、日本で卒業しても、アメリカで卒業した場合と同じ「Bachelor's degree」は取得できる。

2004年12月より文部科学大臣が指定した日本校について、日本の大学や短大へ転学できたり、単位互換ができたり、大学院・短大の専攻科へ進学できる制度がつくられた。今後指定される学校の情報に注目したい。
■POINT2. 留学実績はどのくらいあるか
学校ごとに進級基準が決まっているため、集中英語課程をクリアできずに学部教育を受けないまま中退…という最悪のケースもありうる。そうならないためには、各校の進級基準を調べる必要がある。
とはいえ「TOEFLで何点取ったら教養課程に進級」と説明されても、難易度はわかりづらい。そこで、各校の留学実績に注目しよう。入学者のうち「何人が、いつごろ」アメリカ本校に編入したかは、留学実績を見ればよくわかる。過去数年分の留学実績を調べれば、なお確実。このデータで、学校の難易度や教育レベルをある程度知ることができるはず。中退者の人数もわかればベストだろう。
■POINT3. 教育内容や設備はどうか
TOEFL要求点をクリアするための指導方法、1クラスの人数、外国人教員の数など、教育内容のチェックも欠かせない。
また、日本の大学・短期大学と違って文部省の設置基準がないため、施設・設備の充実度は学校ごとのばらつきが激しい。必ず学校見学会に参加して、自分の目で教育環境を確認しておこう。
■POINT4. アメリカ本校の教育はどうか
当然、編入先となるアメリカ本校の状況も知っておきたい。認定校かどうか、教育内容、環境など、ポイントはアメリカの大学を選ぶときと同じだ。入学が比較的簡単だからだという理由で、日本校などへの進学を決める人も多いが、実際にはアメリカへの直接留学以上にチェックすべき点はたくさんあるのだ。
■POINT5. アメリカ本校の教育はどうか
就職情報の提供、就職指導、就職実績など、卒業後の進路についても確認しよう。日本の大学・短大ほど社会的評価が定まっていない学校が多いので、データや在校生の話などを参考にして自分でチェックしよう。
▼ここをチェック!!
卒業までのシステムはどうなっているか 教養課程に進む場合の基準、アメリカ本校に編入する場合の基準はどうなっているか / TOEFLが基準になっている場合は、何点ぐらい取る必要があるのか 留学実績は調べたか
在籍者数は調べたか 日本で取得した単位は、何単位までアメリカ本校の卒業単位として認められるか 授業はどのように行われているか / 使用言語は日本語か、英語か / 1クラスの人数は何人か / 能力別クラスになっているか
先生にはどんな人がいるか 施設・設備にはどんなものがあるか アメリカ本校のことを調べたか / 認定は受けているか / 寮生活をするのか
日本校は就職指導を行うか / どんなサポートを受けられるか 卒業生や在校生を紹介してくれるか
   
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