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ガイド1.まさかアナタも!?先生に聞いた、受験の「困ったちゃん」事例集

今まで「当たり前」だと思っていた行動が、実は「非常識」だったり、「マナー違反」だったりすることも…!
全国の高校の先生への突撃取材とアンケート取材からわかった、「困ったちゃん」たちを紹介するよ。

受験の「困ったちゃん」事例集

お話をうかがった先生方

工学院大学附属高等学校
進路指導主任
奥津栄介先生

工学院大学附属高等学校進路指導主任奥津栄介先生

担当教科は数学。ずっと同校に勤務し、現在16年目。進路指導を担当して4年め。「本当にやりたいことはなんなのか。生徒たちとじっくり話すことを心がけています」

浦和学院高等学校
特進推進部長
角道俊哉先生

浦和学院高等学校特進推進部長角道俊哉先生

教師歴29年め。担当教科は社会。進路指導担当は9年め。自らも高校球児として活躍経験があり、同校でコーチとして甲子園経験も。「生徒第一。即時に対応」がモットーだ。

小松原高等学校
進路指導部副部長
大場宣夫先生

小松原高等学校進路指導部副部長大場宣夫先生

教師歴20年。生徒指導を9年、その後進路指導として8年め。担当教科は理科。「素質、特性、将来の希望など、生徒一人ひとりに合った進路指導」を実践している。

ウソ!? この人、面接官なの!?エレベーター内で騒いでいたの、バッチリ見られてたよね…

「面接に向かう時点から気を抜かないのが原則。面接会場へ向かうエレベーターの中で友達と騒いでいたら、面接官に見られていた、ということもありえます。服装やカバンの持ち方など、会場外でも気をつけましょう」(工学院大学附属高等学校・奥津先生)

オープンキャンパスで行ったから迷子の心配なんてないよ。って、コレ、反対行きの電車!?

「AO入試の際、反対方向の電車に乗ってしまった生徒がいました。オープンキャンパスに行ったからと、安心したんでしょうか…。高校に電話がきたので高校から大学に連絡。遅刻したものの、受験はできました」(浦和学院高等学校・角道先生)

今日が出願締切日。あとは受験料振り込むだけ…って、銀行って15時までなの!?

「願書提出締切日に書類一式を持ってきて、いきなり『出したい』と言った生徒がいます。あわてて調査票を用意したものの受験料が未納!銀行も閉まった15時すぎだったので、郵便局の本局で、なんとか提出させました」(県立T高等学校・E先生)

「厳封」って何のこと?提出する願書書類はやっぱり自分の目で確認しないとでしょ

「調査書は厳封なのに生徒が開封してしまい、そのまま願書とともに送付。その後、大学から連絡があり、再度、厳封の調査書を再送しました。生徒には厳封書類は開封してはならない旨、指導しました」(東京都立O高等学校・M先生)

えぇー!長いスカートなんていまどきみっともないよー。短いほうが当たり前でしょ

「普段スカートを折り曲げて短くしている生徒に、きちんとするように指導すると、『(スカートが長いのは)みっともない!』と抵抗されました。社会ではそれが常識であることを理解させるのに苦労しました」(東京都立H高等学校・K先生)

もともとしゃべるのは苦手だし緊張してるし…。面接って何も話せないよー!

「AO入試の面接後、大学から内密に連絡がきました。緊張のせいかひと言もしゃべれなかったそうなんです。『受験拒否かもしれない』と思われたそうで、残念な結果になりました。早い段階からの自己改革が大切です」(小松原高等学校・大場先生)

まだまだいるぞ、「困ったちゃん」たち!

鉛筆書きのままで願書を提出してしまった

「大学に連絡をして、黒ボールペンで清書したものを再送付させてもらいました」(東京都立O高等学校・M先生)

受験料の払込済証を紛失してしまった

「ほかにもセンター試験受験票から切り離した成績請求票を紛失した、というケースも…」(S県立I高等学校・T先生)

「先生!調査書(推薦書)を
今日、書いてください!」

「出願直前に願書を持ってきて、『今日中に書類を書いてほしい』と言ってきた生徒が…。余裕をもって書類を取り寄せるよう指導しました」(普連土学園高等学校・福井美津子先生)

出願書類を普通郵便でポストに投函!
→送り返されてしまった

「願書を普通郵便としてポストに投函し、送り返された生徒がいます。書留や速達書留で送付するのが大原則!」(M大学N高等学校・I先生)

下書きなしで志望理由書を書き始め、
字数オーバー!?

「何週間もかけて考えて、やっと用紙に書けるようになったのに、字数を考えず、なおかつ下書きもせず、いきなりペン書き。半分書いたところで気づいて、もう一度国語の先生に残りの分を訂正していただいて、何とか字数を合わせることができました」(B県立S高等学校・T先生)

願書の宛先が「○○大学行」じゃダメ!

「封筒の宛先が『行』のままで、『御中』になっていない。御中に直すことを知らないんですね。『行』を二重線で消して、『御中』と書くよう教えました」(埼玉県立岩槻商業高等学校・小境幸子先生)

面接前の待機時間に平気でおしゃべり

「個人面接の模擬面接をしていた際、廊下で待機させていた生徒が平気でおしゃべりをしていました。『面接試験では待機中の様子も見られている』と伝えました」(京華商業高等学校・曽根和志先生)

会話に集中し始めると、
ついつい膝が開いちゃう

「面接練習中にいたのが、次第に膝が開いてしまう女子。初めは気をつけていても、受け答えに気がいってしまうと、膝が開いてしまうんです。その都度注意をする、あわてて膝を閉じる、の繰り返しでした」(埼玉県立岩槻商業高等学校・小境幸子先生)

どうしてそうなるの?マナーが欠如した生徒

「基本的なマナーが身についていない生徒もいます。こういう場合、模擬面接を繰り返して、正しい方法を身につけさせるしかないですね」(東京都立向丘高等学校・松井吉昭先生)

マナーや敬語を気にして
ぎこちない動作に!?

「普段あまり気にしていないマナーや敬語を気にするあまり、ぎこちない動作でしか動けない子がいました。これは練習あるのみ。普段から意識するのが大切ですね」(K県立A高等学校・T先生)

こうすれば大丈夫!1

出願書類は必ず早めに準備!進路指導の先生に事前の相談を

「出願書類を早めに準備するのは鉄則ですが、コピーを取り忘れている生徒が意外といますね。頑張って書き上げて、発送したらホッとしてしまう。でも、面接の際に書類の内容に関して質問が来たり、誤字のフォローもコピーなしだと難しいですよね。だから発送する前の時点で、必ず進路担当の先生にチェックしてもらう、というのが大切です。先生のチェックが入れば、こうした書類上のミスはなくなるんですから」(工学院大学附属高等学校・奥津先生)

こうすれば大丈夫!2

「本気で合格したい!」と思ったら面接へ臨む覚悟ができ、「本気の目」に

「模擬面接をやっていると、『合格したい』『絶対に入学したい』という気持ちがどれだけ本気なのか、すぐにわかります。足を引きずるように歩いたり、きちんとした礼ができなかったり…。本気になっていないと、形に出てきてしまう。でも、本気モードになると違う。まず『進学の目』になる。そうすればおのずと、振る舞いや服装も『合格するためには、こうしなければ』と改善される。まず本気になること、が大事です」(浦和学院高等学校・角道先生)

こうすれば大丈夫!3

自信をもって長所を言えるよう自分自身を振り返っておこう

「面接でよく聞かれる『長所と短所』。短所は言えるけれど、長所は言えない、という生徒がとても多いですね。せっかくの自己PRのチャンスなのに、もったいない。だから事前に自分の長所を探しておくことが必要です。例えば部活動、ボランティア、学校行事など、何か真剣に取り組んだ経験があれば、それをアピール。それらがない場合には必ず、自分を振り返って考えておく。自信をもって長所をアピールしてほしいですね」(小松原高等学校・大場先生)

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構成/平林朋子 取材・文/夏井坂聡子 デザイン/アトリエあふろ イラスト/古海幸子