都立足立高校教諭
浦部ひとみ先生
進路指導のエキスパート。東京都立足立高等学校進路指導部主任、東京都高等学校進路指導協議会事務局長。
東京医薬専門学校
三井真以子さん
同校の広報センター長。学校のオープンキャンパスで模擬授業や進路説明会などを担当。
AO入試とは、学校が求める人物像に合っているかどうかと、受験生の個性ややる気を評価する試験。最近では、模擬授業や進路説明会への参加が出願の必須条件になっている学校もあります。「とにかく、少しでもAO入試を考えているなら、できるだけ早く、そして1回でも多くオープンキャンパスに参加しましょう」(都立足立高校・浦部先生)

専門学校のAO入試では、オープンキャンパス参加が義務づけられている学校も。「AO入試で受かった先輩の話や、学費や奨学金、入試制度など知りたい情報を直接聞けるのがメリット。資料だけではわからない学校の雰囲気もわかるので、ぜひ参加しましょう」(東京医薬専門学校・三井さん)

AO入試について調べていると、よく目にするのが"エントリー"や"出願"などの言葉。実は、学校によっては願書提出なのか、AO入試のための事前審査への申し込みなのか、意味が違うことがある。入試制度については事前に資料を読んでおき、わからないことがあればオープンキャンパスの進路説明会などで質問しよう。
オープンキャンパスでは過去問の配布のほか、面接のポイントや小論文の添削指導など、入試のアドバイスが受けられることも。「模擬授業や体験実習の内容は、面接で質問されることがあるので、必ずメモを取りましょう。複数回参加して顔見知りの先生が増えると面接で緊張せずに受け答えできるので、メリットも大きいですよ」(浦部先生)

実は同じ大学でも、学部や学科によっては出願条件や試験内容が異なるのがAO入試。自分が受験する学部は併願できるのか、模擬授業に参加しなくても出願可能かどうかなど、複雑な入試システムを把握するためにも、オープンキャンパスの進路説明会へ参加すること。また、複数回入試が実施される学校は、開催時期別の合格率も調べておくと、入試スケジュールを組む参考になる。
オープンキャンパスに参加すると、効率よく入試情報を集められます。「担任や進路指導の先生に、確認しておきたいポイントと、入学したいという熱意を上手に伝える方法などのアドバイスをもらっておくことがおすすめです」と浦部先生。「オープンキャンパスを活用してAO入試で入学した学生は、充実した学校生活を送っている人が多いんですよ」と、三井さん。満足できる進学のためにも、オープンキャンパスで学校を体感しよう!