まいど!
寒さの厳しい2月。
受験生諸君も高校1年生諸君も「寒いな〜」と何度言ったかな?
ほんまに寒いもんな〜。
でもなぜ「寒いな〜」って言うんやろう?
つい口をついて出るけど、寒さは変わらんなー。
僕のヨメサンは出かける時に「忘れものない?」と聞いてくれるんやけど、
忘れているものがなにかがわからんから、忘れものをするという理屈を考えると、
答えは「忘れているから、わからん」となる。
でもこれでは険悪になるやんねー。
なんで「寒いな〜」といい「忘れものない?」と言うんやろうね?
ということに興味のある人は、脳構造の勉強をするとか、
コミュニケーションについての学問を選択してもいいかもしれんな。
ただ、この思わず口に出る言葉を利用する手は、いろいろあるねん。
例えば時間がなくて、焦っているときに「時間がない」と言うと、ますます焦る。
焦りを自覚しちゃうから、どんどん焦りが増幅される。
でもこう言い換えるとどうなるかな?
「後、1時間しかない」
これだと時間の単位が明確にできるから、できることを探せるね。
「後、60分しかない」
単位を変えることで1という数字が60という数字になり、やる気が出ないかな?
「後、60分はある」
これだと時間は変わらないけど、自分の気持ちが焦りから急ぎに変わらないかな?
さらにこれはどんな感じ?
「後、10分が6回ある」
回数を6倍に増やし、集中する時間を10分に短縮できると考えてはどうやろう?
8分集中して2分休憩するなんてこともできるよね。
事実はなにも変わらない。
でもその事実を解釈する方法は無限にある。
焦りを、明確にしたり、急ぎに変えたり、集中する意欲に変えることはできる。
僕の場合はこういうふうに使ってる。
毎日睡眠時間が4時間程度しかない。
だからこういう言葉を自分にかけることができる。
「今日も4時間は寝れる。ありがたい!」
「今日も240分も寝れる。サイコー!」
「240分寝れるから、寝ることに集中しよう!」
でもってこんなことも。
「退屈しているヒマがない」(ツマラナイことがない)
「やらせてもらえることが一杯あって、サイコー!」(仕事のない人もいるからね)
「今日もできることは全部やった。やり切って寝れる!」(一日一生の心得)
これらのことは、知識ではなくて、知恵。
つまりボキャブラリーの大小にかかわらず、視点を変えれば言葉は変えられる。
そして例示したものは、全部ポジティブに変換しているやろ?
これ、やってごらん。
閑話休題(かんわきゅうだい;ちょっと話題を変えまっせということ)
僕の教え子がベトナムで働いている。
【第126回 ■アジア視点で、未来をつくる】
に書いた。
彼が一緒に働くベトナム人の多くは、自分のことも未来のことも肯定的に話すらしい。
「オレ、すごいねんぞ〜!そしてベトナムの未来も明るいぞ〜!」とね。
これは東南アジアの国々だけではなくて、中国も同じだし、
僕が毎年訪ねるヨーロッパの人たちも同じように、
「ワタシすごいわよ〜!そして未来もいいものにしなきゃ!」みたいに言う。
フェイスブックで出会ったフィリピン人の友達は、ひどい英語で私信をくれる。
たとえば"I can speak Engrish."と堂々とLとRのつづりを間違えて書いてくる。
がんばって日本語も書いてくる。
"Doitajimajide"(どいたじまじで)とね。
これは「どついたる、マジで」とちゃうで、「どういたしまして」やで。
でも伝わったら、それでいいやん。
フェイスブックは受験じゃないもん、友達つくって、会話を楽しむところやもん。
でも日本人は元々謙虚さを尊ぶから、
「私すごいんです」とは言わず「私フツーです」とか「私大したことないです」と言う。
"I cannot speak English fluently."と流ちょうに書き、一所懸命話す。
ではほんまに日本人は大したことがなくて、
他の国の人たちがスゴイのかというと、それは違う。
あんまり変わらん。
もちろん日本の経済環境は円高もあり、厳しい。
社会的環境も311の問題があり、まだまだ大変なことがたくさんある。
でも餓死する人はいない。
殺人などの治安も極めて良い方である。
だったら、厳しいところ(ネガティブ)だけに焦点をあてていてはもったいなくないかな?
陽のあたる部分(ポジティブ)にも焦点をあてては、どうやろか?
自分のことも、周りのことも。
| | ネガティブ | ポジティブ |
| (1) | 「寒いからイヤだ」 | 「寒いとお鍋が美味しい」 「寒いから暖かい春が楽しみ」 |
| (2) | 「時間がない」 | 「時間は少しある」 「今できることはなんだろう」 |
| (3) | 「勉強ができない」 | 「できないから、勉強をするんだ」 「他の方法はないかな」 |
| (4) | 「将来のやりたいことが、 わからない」 | 「やりたいことを決めずに、 将来の可能性を広げよう」 |
| (5) | 「厳しいだけのあの先生と、 気が合わない」 | 「あんな先生だからこそ、 いいところを探せれば楽しい」 |
| (6) | 「進路についての意見が、 親と合わない」 | 「親の意見に反発して、 エンジンをかけよう」 |
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そして君らの世代は、これからアジアを中心に世界との接点がますます増えてゆく。
だからこそ、謙虚だけではなくて、
ポジティブに視点を変えるという知恵を使って、生きる力をつけていってや〜!
LとRを間違えたって、受験の先の人間関係は、ちゃんとつくれるで〜!
ほな、ぼちぼちいこか〜!
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