現役東大生に教わる「勉強が得意になるコツ」

リフレッシュしたい時、どんな気分転換をしていましたか?

「勉強するときの集中力が大切だ」という東大生。では、その集中力を発揮するためにどうやって気分転換をしていたのか、現役東大生30人にアンケートで聞いてみたよ。

2. 勉強に行き詰ったとき、どうやってリフレッシュしていましたか?

リフレッシュ方法の割合

勉強するときと休むときのメリハリが利いている東大生

音楽は落ち着いたトーンの曲を聴くという意見が多かった。また、クラシックなどをかけながら勉強する人も。運動や外出は環境がガラリと変わるので、これも気分を変えるのに効果的だ。ネットやゲーム、その他の意見にあった、友達や恋人と電話で話す人は少数派で、短い時間で頭も体もしっかり休ませたいという傾向が強いようだ。

2. あなたのおすすめのリフレッシュ法、教えてください!

目標達成したら好きなテレビを見る

過去問を1年分解く、授業の復習を1週間分終わらせるなど、勉強するときに目標を決めてから勉強をスタート。一区切りついたとき「休みたい」と思ったら、好きなテレビ番組を1時間弱ぐらい見ることにしました。笑ってスッキリすると「また勉強しよう」という気になりました。
(理科二類1年・ゆうきさん)

10分昼寝を取り入れて頭を整理する

勉強に疲れたときは、ひとまずパッと目が覚めるまで昼寝をしていました。けれど昼寝をするなら10分程度がいいと知り、高3の年明けから試験直前は意識して10分昼寝を取り入れていました。昼寝をすると眠気が取れるだけでなく、煮詰まった頭も整理できるのがよかったです。
(理科三類1年・ぺいさん)

月に1度のカラオケでストレスを発散

ずっと一人で勉強をしていたら行き詰まってしまうと思い、月に1度は友達と学校の帰りにカラオケに行っていました。学校の休み時間も友達と話をして、できるだけ人と接するようにしました。また運動した後は頭の回転が良くなると聞き、毎朝ランニングをしていました。
(理科三類1年・トニーさん)

好きなアーティストの曲を10分聴いてから勉強する

基本的には落ち着いた曲調のものを選んで聴いていました。1~2曲聴くとゆっくりとリラックスできて、また勉強に集中できました。ただ模試の結果が悪くて落ち込んだときは、1時間ぐらい明るい曲を聴いてテンションを上げていました。集中するためにはリフレッシュする時間が大切です。
(文科一類1年・くろうぃんさん)

小説を読む時間をごほうびに勉強を頑張る

問題集の何ページめまで終わったら小説を1冊読んでもいいことにして、モチベーションを上げたり、どうしても勉強する気になれないときは1冊本を読み、「貴重な勉強時間をほかのことに使ってしまった」と自分を焦らせて、勉強に集中するように追い込むこともありました。
(文科三類1年・sakanaさん)

目が泳ぎだしたら机に突っ伏したまま寝る

いくら考えても問題が解けない、文章が頭に入らないときはあきらめて、机に突っ伏して10~15分ほど眠る。このとき、椅子に座ったままの状態で寝ることがポイント。もし快適な姿勢で寝てしまったら、そのまま何時間も寝てしまい時間を無駄にしてしまうから。眠いまま勉強するのは非効率です。
(理科一類1年・りぴこさん)

3. 受験に向けて頑張っている高校生へメッセージをお願いします

【文科一類】馬場 諒さん
部活や学校行事に参加していたら勉強の時間がないと思うかもしれない。けれど、こういうことを全力で頑張っているうちに、「時間がないなかでどうやって勉強をしたらいいか」と考えるようになったり、やれることの幅が広がるようになります。それに楽しいことをやり切ったら、思い残すことなく勉強に集中できますよ!
【文科二類】山室 良晃さん
英語も日本史も世界史も、どの教科でも知識はたくさんあったほうがいいです。そのためには、コツコツと勉強を続けるしかないと思います。部活をやっているとなかなか時間がとれないけれど、そこは意識して勉強時間を確保しよう! 一緒に勉強をしたり、落ち込んだときには励まし合える友達がいると心強いです。
【文科三類】 伏島 理愛さん
成績が上がらない間は、勉強をするのが辛いですよね。でも、勉強は頑張ったら頑張った分だけ自分に返ってきます。人と比べると焦ってしまうので、まずは自分にとってベストな勉強法は何かを考えて、自分のペースでやっていきましょう。たとえ簡単な問題でも解けるようになったら、それは成長の証ですから。
【理科一類】 鈴木 貴大さん
基礎ができていれば、やったことのない応用問題が出題されても、解くことができるはずです。だから焦らずに、まずは各教科の出題パターンがつかめるようになるまで、基礎問題の反復練習を続けてください。あと、部活をやっている人は中途半端に辞めないで最後までやり遂げると、未練なく勉強に集中できると思います。
【理科二類】太田 慈乃さん
成績アップのためには、長時間勉強するのではなく、質の高い勉強をすることが大切です。それに受験は長期戦。徹夜をしたり、無茶なスケジュールは体がもちません。短時間でもしっかり苦手が克服できるように、テストの結果や間違った問題を分析しましょう。自分の悪い点と向き合うのは辛いけど、きっといい結果になりますよ。
【理科三類】渡部 和玄さん
受験対策だけの勉強を続けていて、もし落ちてしまったら、きっと「あの時間はなんだったんだろう」と後悔します。勉強とは、新しい知識を身につけること。例えば英語だったらちゃんと話せるようになるとか、自分の力になる勉強をしましょう。遠回りに聞こえるかもしれないけど、ちゃんと学力が身につけば受験も突破できます!

辛いのは他の受験生も同じ。気持ちで負けちゃダメ!

大学受験は恐らく人生の中で、一番たくさん勉強をする時期。辛いけれど、それはほかの受験生も同じこと。良きライバルとして一緒に頑張れる友達を作り、「お互いに負けないぞ!」という気持ちを持って、受験を乗り切ってください。どうしても行き詰まった時は、先生や友達と話をするのもいいと思います。
(理科二類1年・たこさん)

合否は総合点で決まるので得意教科を伸ばしていこう

もちろん苦手克服も大切だけれど、苦手科目の不足を補うぐらい得意な科目がある人は、得意教科を集中して勉強をするのも一つの方法だと思います。苦手科目よりも得意科目のほうが、勉強をしていても楽しいし集中できると思うからです。苦しい受験を乗り越えれば楽しい大学生活が待っているとイメージして、頑張ってください。
(理科二類1年・笛吹きろぜったさん)

特に1、2年生は学校の授業をおろそかにしない

1、2年生の授業で習う内容は、確実に理解しましょう。また、勉強中に息抜きをすることは悪いことではありません。集中して質の高い勉強をするには、しっかりと息抜きすることも大切です。大学生活は本当に楽しいので、自分の志望する大学で勉強するためにも、後悔しない受験生活を送ってください。
(文科三類1年・えもんさん)

いまできることを先延ばしにしない!

受験勉強は決して楽なものではありません。けれど、いま頑張れば楽しい大学生活が待っています。「また明日やればいいか」と勉強を先延ばしにするのではなく、いまできることから少しずつやっていくといいと思います。1週間、1カ月単位で計画を立てるのもおすすめです。目標に向かって勉強を頑張ってください。
(文科二類1年・ユニバーさん)

遊びも勉強もメリハリが大切

やる気と集中力があるときの勉強と、そうでないときの勉強は何倍もできが違います。遊ぶときはしっかりと遊ぶ。眠いときはまず寝ること。これが有意義な勉強時間につながります。また、モチベーションUPには、友人たちと成績を競い合うのもおすすめ。休み時間に友人たちと数学の問題を出し合って勝負するのもやる気がでます。
(理科一類1年・新幹線さん)

継続は力なり!自分を信じてやってみよう

例えば英語の勉強なら音読、古文では単語など、当たり前の基礎をやることが、最終的な実力、結果に結び付きます。またほかの科目でも同じことですが、短期間では成績は上がりません。伸び悩んでもあきらめずに勉強し続けることが大切です。「継続は力なり」という言葉を信じ、コツコツと頑張り続けましょう。
(文科二類1年・モンジャラさん)

勉強する時は無心で取り組む

受験勉強中は「受かるかな、大丈夫かな?」と不安になることも。けれど勉強している間は、そういうことを考えてはダメです。ただ無心に、淡々とノルマをこなすことが精神的に安定した状態で勉強できるコツです。焦らず、マイペースに。しかし、確実に勉強を重ねていきましょう!不安なのは誰でも同じです!
(理科二類1年・ジョニーさん)

電車での移動時間などすきま時間を活用しよう

受験勉強はメリハリと効率が大切です。メリハリをつけるには、勉強を始める前に予定表を作って、集中する時間と休む時間をあらかじめ決めておくこと。また、通学の電車やバスなどで、暗記物を勉強するのも効率化の一つです。勉強とは、本当は楽しいことです。新しいことを覚える楽しさを忘れないでくださいね。
(文科二類1年・ミラクルさん)

短時間学習でもしっかりと身につくのは、ON/OFFのメリハリが利いているから
実は効率よく勉強すると長い時間、机に向かわなくても学力がつき、新しいことを学ぶ楽しさが実感できることがわかった。東大生の先輩のようにしっかり休憩を取りながら、集中して勉強をするやり方を取り入れよう。そして勉強をするときには、「志望校に合格すれば、楽しい大学生活が待っている」と希望を持って楽しく勉強しよう!

構成/平林朋子     取材・文/川崎美津子(スクリーバ)
撮影/西山輝彦     デザイン/クーシー

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