保育士など専門職へのニーズが高まっている!
少子化が年々進行し、社会問題化する一方で、「子どもにかかわる仕事」へのニーズは縮小するどころか、多様化し、拡大している。例えば、保育士。共働き夫婦の増加で保育のニーズが高まる中、国は待機児童が50人以上いる市町村をなくすために保育施設の拡充を進めており、保育士の活躍の場は増えている。また、保育所の待機児童が課題となる反面、幼稚園に通う子どもが減っていることなどを背景に、幼保一体型の「認定こども園」が2006年から登場。幼稚園教諭と保育士の両方の資格を取得している人材が求められるようになるなど、必要とされる専門性は高度化してきている。
加えて、子どもの教育や個性の伸長にお金をかける保護者が増えたことで、キッズ関連ビジネスも多様化し、成長している。幼児向けの英会話教室や個性的なブランド服などの市場が拡大しているのが一例だ。その一方で、児童相談所における児童虐待相談件数は実質増加傾向にある。教育学、社会学などの専門知識や専門職経験に基づき、子どもの適切な社会生活のために援助をする児童福祉司。子どもや保護者の相談、カウンセリングにあたる児童心理司といった専門職の仕事が増えている現実もある。