大学・専門学校の面接!服装&しゃべり方

普段の高校生活の感覚では普通でも、面接の場では「あれ?」と思われてしまうことがよくあるのが服装やしゃべり方。
AO入試・推薦入試志望者は以下の項目をしっかりチェック!

正しい言葉遣いで話そう

面接での敬語の正しい使い方

敬語は社会人であっても正しく使いこなすのは難しいもの。普段敬語を使って話すことがあまりない高校生にとってはなおさらだ。だから、背伸びしすぎる必要はないが、高校生としてふさわしいレベルの敬語は使えるようにしておきたい。基本は「です/ます」でOKだが、例えば、入室の時に「失礼いたします」、名前を名乗る時に「~と申します」、高校の先生など目上の人とのエピソードを話す時に「~とおっしゃっていました」「~と教えていただきました」、さらに「すみません」ではなく「申し訳ありません」など、要所要所で正しい敬語が使えると、きちんとした印象を与えることができる。

間違いやすい敬語

よくあるのが尊敬語と謙譲語を混同して使ってしまうパターン。特に保護者を主語にして語る場合が間違いやすい。身内である「父」「母」「祖父」「祖母」「兄」「姉」などが主語の場合は、尊敬語ではなく謙譲語を使う。なので「母が~とおっしゃっていたので」という言い方は誤り。「母が~と申しておりましたので」が正しい。ただし、高校の先生は身内ではないので尊敬語でOKだ。また、学校名を出す時に「○○大学さん」とさん付けするのも俗っぽい表現。大学であれば「貴学」、専門学校であれば「貴校」が正しい。そのほか「拝見させていただく」など過剰な敬語もNG。「拝見する」で謙譲表現になっているので「いただく」は不要だ。

×
尊敬語と
謙譲語の混同
×父が~とおっしゃっていたので 父が~と申しておりましたので
過剰敬語 ×拝見させていただく 拝見する
学校 ×△△大学さん、△△専門学校さん 貴学、貴校

そのほかの間違った言葉遣い

若者にありがちなのが、「見れた」などの「ら抜き言葉」、「してました」などの「い抜き言葉」、「見させていただいた」などの「さ入り言葉」、「行けれた」などの「れ足す言葉」。それぞれ、「見られた」「していました」「見せていただいた」「行けた」が正しい。また、普段の会話でよく使う、「ていうか」「じゃないですか」「~っすね」「ヤバい」「マジで」「超」「ハンパない」などの若者言葉もすべてNG。「ウチの学校」「ウチの親」なども面接でつい出てしまいがちな表現なので注意しよう。そのほか、自分を指す言葉は男子も女子も「私」で統一しよう。ていねいに話すつもりで「自分は」という高校生もいるが、実はフォーマルな表現ではない。

声の大きさ&話し方

面接のときにぼそぼそと小さな声で話すのはNG。元気よく大きな声で話すことを意識しよう。ただ、あくまで面接官との会話なので意識しすぎて不自然なほど大きな声にならないように注意。また、最初は元気でも、だんだん声のトーンが小さくなっていく人、自信があることは力強く話すが、自信がないととたんに口調が弱々しくなる人も意外と多い。そのほか、言葉と言葉の間に、「あー」「えー」「あのー」などが多いとだらしない印象を与えてしまう。語尾を伸ばす話し方もNGだ。なお、地方出身者でも基本的に標準語で話すのがふさわしいが、イントネーションまで完璧でなくても大丈夫。

服装&身だしなみチェック

男子

髪型

髪は短く、清潔感のある髪形に。短い場合も極端に立てたり、固めたりはNG。茶髪ももちろんNGだ。ナチュラルスタイルで受験に臨もう。

シャツ

シャツは前々日までに洗ってアイロンをかけた清潔なものを。ボタンは一番上まで留める。ネクタイがある場合は、きっちり締めて。

パンツ

パンツにはきちんとアイロンをかけて、折り目がついているのが理想。当日だとあわててしまうので、前々日までにやっておこう。

全体

パンツの腰履きは厳禁! シャツは必ずパンツの中に入れて。ベルトも意外と目立つので、派手すぎず、きれいなものを締めて行こう。

その他

アクセサリー類は外すのが大前提。ミサンガ、パワーストーンなど、いつも身につけているものほど、外すのをつい忘れがち。気をつけて。

女子

髪型

髪は染めず、前髪は目にかからない長さに。礼をした時に髪が垂れ下がらないよう、ピンできちんと留めて。髪留めは黒、紺などシンプルなものを。

メイクはしないで! 素顔のあなたを見てもらおう。つけまつげ、ピアス、アクセサリー、盛り髪も厳禁。シンプルで清楚を目指そう。

スカート

長いのが好きじゃないからといって、スカートの巻き上げはNG! 前々日までに規定の長さにして、アイロンをかけてシワを取ってから行こう。

手元もよく見られているから気をつけて。ネイルはしないで、爪は短く、清潔に見える形に整えて。もちろん、指輪は外して行こう。

その他

カバンの中身は必要なモノだけに厳選しておこう。パンパンになっているのは格好悪いし、必要なものがすぐ取り出せないことも。

男女共通で気を付けたいこと

服の裾などがほつれていないか、ボタンが取れかかっていないかなど、細部のチェックは大切。鏡の前で必ず全身チェックも。
履き潰した靴はNG。前々日までにきちんと磨き、型崩れしていないものを準備。新品は靴擦れの恐れが。事前に慣らしておこう。
靴下は学校指定のものか、シンプルなものを。歩いているうちにずり下がらないように注意。短い丈のものは基本的にNG。

持ち物チェックリストで確認しよう!

面接当日忘れてはいけないグッズ

受験票 必須アイテム。できれば事前に予備としてコピーを取っておき、原本とは別の場所に保管を。万が一、忘れた場合はすぐに試験会場のスタッフに申し出よう。
時計・携帯電話 試験時間を知るのに必要。事前にアラームを切り、電池・ネジ巻きをチェック。携帯電話は電車の遅れなど、不測の事態に高校や試験会場へ連絡するために必要。
筆記用具 鉛筆、シャープペンシル、共に複数持って行こう。消しゴムも2個(1個は新しいものを)。また鉛筆削りやシャープペンシルの替え芯も忘れずに。
現金&交通機関のICカード 交通機関のICカードは切符を買う手間を省ける。そして忘れ物をした時、喉が渇いた時など、現金が必要になることも。紙幣だけでなく小銭も用意して。
会場までの地図 駅から受験校までの道はもちろん、目印になる建物もわかる地図が望ましい。また、大学構内は広い。試験会場はどの建物か、構内の位置も把握しておこう。
常備薬 目薬や胃腸薬、頭痛薬など。大切なのは、いつも使っているものを準備すること。普段使っていない薬を使うと、アレルギーや副作用が出る可能性があるからだ。

あると便利なグッズ

使い慣れた問題集や参考書 試験会場では新しい知識を得ようとするより、使い慣れた参考書類で今までの復習をすれば、「ここまで頑張ってきた」という自信につながるかも。
お守り 「学業成就」のお守りだけでなく、家族や友達からのメールやメッセージなど、自分にとって勇気や自信を与えてくれるアイテムを、お守りとして持って行こう。
メガネ 普段はコンタクトレンズを使っている人も、ぜひメガネを持参して。急に目にゴミが入ってコンタクトが使えない、という事態にも、メガネがあれば安心だ。
生徒証・生徒手帳 受験票を忘れた時、身分証明書として認められる場合もある。担任の先生に相談したい時など、高校の電話番号もすぐに確認できる。
学校のパンフレット・入試要項 受験する学校の地図や住所・電話番号などの連絡先や、入試の時間など、いざとなった時に必要な情報が満載されているので便利。

お話を伺った方

株式会社 カンザキメソッド 神崎史彦氏
株式会社カンザキメソッド 神崎史彦氏
AO・推薦入試対策ゼミ「カンザキメソッド」代表。
志望理由書や小論文、面接対策のプロとして、講義や講演で全国を飛び回る。
大学・短大・専門学校の面接対策基礎知識
推薦・AO入試の関門を突破せよ 「志望理由書」&「面接」 6つの点検ポイント 出典:スタディサプリ進路 2015志望校決定号 取材・文/浦野 喬
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