先輩はこうやって
奨学金をゲットしたよ!
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大学に進学したい人専門学校生編
専門学校に進学「奨学金がなかったらバイトに明け暮れて、勉強どころか、学生生活を楽しめなかったかも。」というAさん。今は課外活動で「街おこし」の手伝いもしているけど、これができるのも奨学金のおかげだそう。
茨城県出身。
大学入学後は、キャンパスに自転車で通える距離のアパートで一人暮らし。日本学生支援機構の第二種奨学金を利用し、理系と文系を融合した学科で充実した学生生活を送っている。
「実家は自営業で、3人きょうだいの末っ子。自分は1年浪人して予備校の費用がかかったため、親にこれ以上負担をかけたくないと思ってた。大学が私立に決まったから、この奨学金を借りることにしたんだ。日本学生支援機構なら利息つきの第二種でも、利率は固定方式を選べば、ずっと一定なので安心だと思ったから」
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。
日程 |
日本学生支援機構 在学採用の基本的な流れ |
Aさんの場合 |
私はこう動いた! 先輩の行動・アドバイス |
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4月 | 学校ごとに募集受付 (締め切りは学校ごとに 異なる) |
入学式の前のガイダンスで奨学金の説明を受ける |
書類はていねいに記入しよう。 奨学金は学生の口座に振り込まれるので、自分名義の口座がなければ、申請までに金融機関に口座を開設する。保護者の所得証明書なども必要なので、保護者に協力してもらうことも大事。 |
学内選考を経て、 機構による選考 |
申請書と必要書類を学校へ提出 ID・パスワードの交付を受けてスカラネット(インターネット)で申し込み (通常の手続き通り) |
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6月 | 採用決定者を学校の 掲示などで発表 |
残念ながら、不採用... | もうダメかと思ったけれど、 2回目の推薦があることがあとで わかった。あきらめずに、大学で聞いてみるといいかも。 |
7月 初旬 |
1回目の振込(4~7月分) (日本学生支援機構から追加で推薦枠の提示があった場合に、各学校が4月に申し込みをした人のなかから順次推薦) |
大学側が1回目の募集で採用されなかった人のなかから推薦してくれたので、Aさんの手続きは特になし | |
10月 初旬 |
追加採用の通知 | 採用決定の連絡が入り、その後4~10月分がまとめて振り込まれる 以降は毎月一定の日に受給 |
ぼくはギリギリ間に合ったけれど、振込日によっては、後期の学費納付に間に合わないこともあるので注意。その場合は、保護者に借りることを相談してみよう。 |
「入学時に必要なお金(入学金と前期の学費など)は奨学金では間に合わないため、親が出してくれたけれど、後期の学費からは奨学金で支払うつもりだったので、1回目の選考で決まらなかったときはヒヤヒヤした。でも、2回目で採用が決まって、ホントによかった!奨学金がなかったら、バイトも休みなく働かなきゃならないし、勉強どころではなかったと思う」
「奨学金のおかげでちゃんと授業に出られて、週2~3回の夕方からのバイトだけで済んでいるんだよね。大学時代は、今しかできないことをたくさんしたいと思っているよ。地域振興などに興味があるので、将来の仕事のことも考えて、今ある街の地域づくりのお手伝いもしているんだ。2年生のときは勉強もがんばったし、今度は給付型の奨学金も申し込んでみようかと思っているところ」
「貸与型の奨学金の場合、卒業後にしっかり働いて返していかないといけないけれど、これは『未来の自分への投資』だと思う。奨学金のおかげで得られる学生時代の時間って、すごく貴重なものだから、大切にしたいって気持ちが強くなるんじゃないかな。そう考えて、奨学金を利用して大学時代にしかできないことや、いろんな経験をしたらいいと思う」
「それと、大学によっては給付型の独自の奨学金もいろいろあるんだ。でも取得単位や成績基準とかはけっこう厳しい。もっと早く知っていたら、ぼくも1年のときからがんばったんだけどな(笑)。
入学後に、そうした制度も調べてみるといいよ」
Aさんの場合の返済プラン(日本学生支援機構 第二種 月額100,000円を4年間受給した場合)
貸与が終了した時の利率が固定方式で1.2%※とすると 月々の返済額は22, 622円、返済期間は大学卒業後から20年間(毎月の返済だけでなく、ボーナス払いを併用することもできる)
※注意 利率は貸与が終了した時点の金利の情勢によって決まるので、目安。毎回の返済額や返済期間は、貸与総額に応じてそれぞれ異なる。
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