小阪 由佳里

株式会社JALスカイ
羽田事業所 空港オペレーション国際部第1室 国際パッセンジャーサービス
社会学部現代文化学科/2014年3月卒

違いを埋めてチームを一つに連携力が培われた「HAL」での経験

熱気に満ちた練習、チームワークで乗り切った合宿、一つの作品を皆で踊るときの達成感…私の大学生活はジャズダンスサークル「HAL」とともにありました。とくに思い出深いのは3年次に幹部としてサークルを引っ張った経験です。当時のメンバーは80人。それだけ人がいればダンスに対する思いもさまざまで、モチベーションが低いからといって情熱がないわけではなく、じっくり話を聞くとその人なりの理由が必ずありました。それを尊重し、違いを埋めながら、ダンスを完成させるという共通の目標に向かって全員の心を合わせていく。この経験を通して培った傾聴力や連携力は今の仕事に欠かせないものであり、私という人間の柱にもなっています。

お客さまの快適な時間のためできる努力をすべてやる

日本航空のグランドスタッフを勤めて5年目になります。空港でお客さまを最初にお迎えする立場にあって心がけているのは、目的地に到着する前からお客さまに快適な時間を過ごしていただくことです。現在、私はオフィス内で飛行機の座席のコントロールを行う業務を主に担当しています。「小さなこどもがいるので並んで座りたい」「友人と隣同士が良い」といったご要望を受け、ほかのお客さまにご協力をお願いしながら座席の変更・調整などを行う仕事です。搭乗までの限られた時間のなか、カウンターのスタッフと連携してあらゆる方法を探り、できる努力はすべてやります。その結果ご要望にお応えできたときの喜びは何度経験しても特別なものです。

気配りにはマニュアルがないから感知する力をいつも大切に

空港にいらっしゃるお客さまの状況は本当にさまざまで、その接客に正解はありません。お客さまが望んでおられることに気づくには観察力も大切です。汗を拭いていらっしゃる方は急いでおられるのかもしれませんし、お疲れのご様子であれば話しかけるのをなるべく控えます。このように感知する力を絶えず磨いて、お客さまに対してはもちろん、同じ職場で働く仲間にも気配りのできる人間でありたいと思います。飛行機は一人の力では飛ばすことができません。運航乗務員、客室乗務員、整備士をはじめ、大勢のスタッフが協力し合って初めて定時に出発できます。チームワークで安全運航に力を尽くす。その姿勢を今後は後輩たちにも伝えていきたいです。