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2016/06/02

栄養を考える時に忘れてはいけない
ちょっと意外な「あの知識」とは?

世界有数の長寿国として知られる日本。さらに近年では、医療や介護に依存せず、元気に日常生活を送れる「健康寿命」をいかに延ばすかに注目が集まっています。今回は、健康と栄養の関係に迫っていきましょう。

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高齢期の健康を支える3本の柱
「運動」「栄養」、もう一つは?

高齢期の健康を支えるのは、適度な運動とバランスの取れた食事、そして「口腔機能」と言われています。ちょっと意外な気もしますが、実は口腔機能と健康は密接に関係しているのです。

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食事の栄養を十分に取り入れるには
健康な歯と口が必要

口腔ケアを行い虫歯や歯周病などの歯と口の病気を予防することにより、食べ物を噛む、飲み込むといった口腔機能を維持することができます。このことにより、どんな食べ物でも食べることができ、栄養のバランスがとれ、食べることを楽しいとも思えます。さらには、低栄養の予防、誤嚥性肺炎といった病気のリスクも抑えることができます。

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今すぐ始められる!
口腔環境を良く保つ簡単な方法

歯と口の健康を保つには、若いころからの口腔ケアがカギ。やはり大切なのは歯ブラシによる歯磨きで、できれば毎食後おこなうことをお勧めします。歯と歯の間には食べ物が残りやすいので、糸ようじなどの補助道具をプラスして使うのが効果的です。
また、食べ物の選択にも気を付けてみましょう。砂糖を多く含む食べ物を避け、キシリトールのような天然甘味料を使用したものを選んだり、糖分を多く含む清涼飲料水や炭酸飲料をお茶や水に変えるだけでも虫歯や歯周病のリスクを減らせます。

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食や栄養を考える時には
歯と口の健康を意識することも大切

いかがでしたか、食や栄養と聞くとカロリーやバランスだけに注目しがちですが、食べ物をスムーズに摂取するための歯と口の健康、口腔機能も合わせて考えることが重要です。口腔ケアに「早すぎる」はありません。今日から歯と口の健康を意識してバランスの取れた食事に心がけ、いつまでも質の高い日常生活を送りましょう。

百合草 誠先生

専門は歯科学。授業担当は解剖・生理学など。
2004年、愛知学院大学歯学部歯学科卒業。2008年、愛知学院大学大学院歯学研究科歯科補綴学専攻修了。博士(歯学)。名古屋文理大学短期大学部を経て、2012年、本学に着任。歯科医師として歯科医院勤務、愛知学院大学歯学部(非常勤講師)。健康医療科学部教員。2024年4月より食健康科学部(※)教員就任予定。

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