関東学院-すべての主人公たちへ

主人公 - 堀 佳奈美(大学職員)

主人公 - 堀 佳奈美(大学職員)

ゆれない心をいつも。

初めての剣道の公式戦は小学校1年生のとき。
自分よりも体格がいい相手に、場外反則負け。
怖いっていうよりも、次は勝つって気持ちが強かった。
兄の影響もあって始めた剣道だったけど、
気が付いたら小中高大とずっと続けてきた。
なんで剣道を続けるのって聞かれると、
たぶん逃れられなかったっていうのが正しいかも。
剣道は体の一部。日々、剣道をするのが当たり前で、
大学を卒業したあとも、剣道を続けるというのは
強い意志があるというよりも、
自分の中では自然なことだった。

文武両道の道

ほんとは小学校の先生を目指していた。
そのために、関東学院大学で教員免許を取得した。
高校に憧れの先生もいたし、
教員として働く兄の影響もあった。
だけど、就活の中で教育関係として視野を広げていくうちに、
母校で働くのもいいなと思うようになった。
職員として働く一方で、
2020年度までは剣道部のコーチも兼任。
今も一緒に練習をする良き先輩として
剣道ができる環境に満足している。

大学の就職課で働きながら学生と触れ合う関係は、
部活と似ていて、先輩とか姉という感じ。
学生に寄り添う一方で、甘やかしたりはしない。
何も考えてないなと思ったら
「一回自分で考えてからまた来てね」と突き放すこともする。
部活で主将も経験してきたから、
頼られることはきっと嫌いじゃないんだと思う。

弱さは、強さになる

昔は自分が一人でがんばらなきゃって気持ちが強かった。
大学時代に主将をしているとき、
同級生の男子から
「お前だけがんばっても意味ないじゃん」
って言われたときも
自分が頑張って何が悪いの?って響かなかった。
だけど、それから周りをもう少し見るようになって。
無理して合わせてくれてるみんなに気づいて。
だからこういうことお願いできる?と
助け船を求めるじゃないけど、仲間に頼るようにしたら、
見間違えるくらいにチームの雰囲気がよくなった。
今思えば、きっとかっこつけてたんだと思う。
あのときに、頼りがいや強い部分だけでなく、
弱みを見せる大切さに気づいていたからこそ、
今の人間関係があるのだと思う。

理想は、長谷部選手

人として、
常に心が整った人間になりたい。
浮き沈みが激しいって、
私は弱いと思っている。
人に依存しない。
真摯だけど、隙がある。
バランス感覚をもって、
いつも人と付き合えるようにしたい。
理想はサッカーの長谷部選手かな。

自分らしく動き続ける

家でずっといるっていうのができない性分。
休みの日も朝から
パン屋に行ったり、散歩に出かけたり。
一日家にいることはあんまりないかな。
前から計画するというよりも、
友達とたまたまタイミングが合えば
今日暇だけどご飯でも行く?という風に
フットワーク軽く過ごしているかも。

オンとオフ。肩ひじ張らず過ごしていく

卒業後も、特に同級生とのつながりは多い方だと思う。
同級生と今でも連絡を取って遊ぶこともあるし、
剣道の大会で他大学の仲間たちと出会うこともある。
同僚と飲みに行くことも結構多い。
剣道をしているときは自然とスイッチが入るけれど、
逆にプライベートでは肩ひじ張らずに過ごしている。
剣道で一本を取るために極限に集中するわたし。
仕事を終えた後の一杯に今日も幸せだなーと笑うわたし。
どちらもきっとわたしらしいと思う。
二つをいったりきたり、
バランスをとりながら、今日もわたしらしく生きていく。

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堀 佳奈美(大学職員)
堀 佳奈美大学職員
2013年人間環境学部人間発達学科(現:教育学部こども発達学科)卒業。3歳の頃から剣道を始めて小中高と剣道に打ち込む。強豪校で剣道を行うため、生まれ育った新潟県から関東学院大学へスポーツ推薦で入学。卒業後は関東学院大学の職員として就職。現在は学生たちに就職支援のサポートを。部活ではOGとして練習のアドバイスを行う。大学時代の同級生や剣道で出会った他校の選手など、今でも学生時代の友人と会う機会も多く、気さくにご飯を食べる仲。休日はコーヒーやパン屋を巡ることも多い。
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