田邉 誠吾

“K”LINE PTE LTD.(川崎汽船株式会社より出向)
Bulker and Tanker Division
観光学部観光学科/2005年3月卒
*出身学部学科は卒業当時のものです

チームのため、今の自分に何ができるかを考えて行動。

大学時代は、アメリカンフットボールに明け暮れました。週6日間、午前中は授業、午後は練習という日々。一生懸命練習していても試合に出られないこともありましたが、自分が置かれた状況でチームに何が貢献できるかを考えて行動。4年次の最終試合で勝利を挙げ、一部リーグ残留を決めたときの安堵感は忘れられません。3年次に1年間、アメリカに語学留学をしたのも良い経験です。はじめての海外暮らしでしたが、ルームメイトに親切にしてもらい、家族や親戚が集まるパーティに招かれたり、スーパーボウルを家族と一緒にテレビ観戦したり。おかげで、異文化の中で生活することや、英語でコミュニケーションを取ることに気後れしなくなりました。

石油化学製品などの貨物を世界各地からタンカーで運ぶ。

現在はシンガポールに駐在し、主にケミカルタンカーの営業を担当しています。積み荷は、プラスチックや化学繊維の原料となる中東の石油化学製品や、東南アジアの食用・化粧品用のパームオイル、北アフリカの肥料用のリン酸などの液体貨物。私は、船が安全に航行し、荷役がスムーズにできるように、お客様や船長、関係各部署と協力しながら、陸側(オフィス)からサポートしています。珍しい貨物を積み、世界のマイナーな場所に寄港するので、知らなかった業界や世界を肌で感じることができるのがこの仕事の面白いところ。輸送した原料が、スーパーマーケットなどに並ぶ商品に使われているのを見ると、人々の生活の一助になっていることを実感します。

同窓生として親近感が湧き、物事が順調に運ぶことも。

社会人になると、出身大学のことはあまり意識しなくなります。しかし、ふとしたことで取引先の人や職場の先輩、後輩が同窓生だとわかり、授業やサークル、部活動などの話に花が咲きます。それがきっかけとなり、物事が順調に運ぶ機会になることもあります。こぢんまりした雰囲気の大学だからこそ、親近感が湧くのかもしれません。入学したら、先輩の誘いに応じたり友人に付き合ったり、まずは一歩を踏み出してみてください。新たなつながりができたり、視野が広がったりします。学生時代に得た経験は、将来の財産になります。私が部活動で学んだのは、最後まで諦めず、全力を尽くすことの大切さ。この精神は社会に出てからも役立っています。