足立 光希

株式会社笹野マックス
営業部 第1営業グループ
文学部文学科英米文学専修/2007年3月卒

部活も学びも、仲間とともにやり抜いた日々は私の財産。

準硬式野球部のマネージャーとして、真っ黒に日焼けして泥だらけになりながら道具の準備やスコア記入をしていたこと。アメリカの文学作品を原文で読んでディベートを行うゼミに所属し、その資料作成などに仲間と必死に取り組んでいたこと。大学時代を振り返るとそんな風景が浮かんできます。今思うと、どうしてあんなことができていたのか不思議になるくらいハードな毎日でした。でもそのおかげで、今でも時々会って励まし合える仲間を得ることができました。それから、物事を最後までやり抜く力と、相手のことを考えながら先を読んで準備をする習慣も。これらは社会に出てからも私を支え続けてくれている、人生の基礎体力ともいうべき財産です。

出産後も仕事を続けたいその思いに応えてくれた会社。

現在は非鉄金属製品の商社である笹野マックスに勤務し、コンビニエンスストアや飲食チェーンの店舗用資材を扱うグループに所属しています。お客様からご注文を受けて資材の調達や在庫管理を行い、「急に○○が必要になったから何とかしてほしい」という突発的なご依頼に対応することも。そんなときは、たとえ難しい状況でもこの人のために頑張りたいと力が湧いてきます。「笹野さんに頼んでよかった」の一言が支えですね。現在入社11年目で、その間に2度の出産を経験しました。こどもたちがまだ小さいので育児も家事も目のまわる忙しさですが、育児休暇制度や時短勤務をはじめ働きやすい環境のおかげで、仕事を続けることができています。

「こうあるべき」にこだわらず世界を見渡してみるのもいい。

笹野マックスは立教のキャリアセンターで紹介していただいた会社です。新入社員の頃は仕事が終わらず大変な時期もありましたが、海外拠点と電話やメールでやりとりをする際、立教で身につけた英語力をそのまま活かせたことは嬉しかったし自信にもなりました。単に英語を学ぶのではなく、「英語で学ぶ」という立教の教育が、ビジネスにも通用する英語運用能力を育ててくれたのだと思います。実は、大学時代は出版業界を志望していたのですがうまくいきませんでした。でも、一つの場所にこだわらず、広い世界を見渡してそちらに飛び込んでみた結果、今の充実した日々があります。これからも変化を恐れずに、仕事も家庭も大切に生きていきたいです。