高山 真理奈

双日株式会社
広報部 制作課
法学部国際・比較法学科(2007年、国際ビジネス法学科に名称変更)/1997年3月卒

人として誠実であることが第一それが立教生らしさだと思う

大学時代はテニスサークル「イル・エ・エル」の練習に明け暮れていました。熱血サークルでメンバーの絆が強く、今でも年に数回集まります。法学部は親戚が刑法学者だった影響もあって選びましたが、課題の多さに苦労しながらも学び続けることができたのは、理解あるゼミの先生方のおかげ。立教は先生も学生も思いやりのある人が多く、今も就職活動のサポートなどで大学に足を運んでいますが、学生と話すとそのほんわかとした人柄が心配になることも。社会に出ると、ある種の厳しさが必要な場面もありますよね。でも、一番はやはり人として誠実であること。それが立教生らしさであり、結果的には社会でも長く活躍できることにつながると思います。

世界を一周したPR映像の撮影でコミュニケーションの楽しさを実感

おもしろいことを発信したい。そんな思いを胸に社会人をスタートし、双日の広報職に就いてからは9年。現在は企業PRおよびインナーコミュニケーションを担当しています。2016年にはPR映像の撮影で、中国、インド、アメリカなど世界一周をしながら事業会社や現場を訪問しました。撮影では雪が降ったり落雷で停電が起きたりと、思わぬ事態に遭遇することも。制作スタッフの方々と現地社員の協力がなければ達成できない仕事でした。そうして完成したのが、国境を越えて世界をつなぎながら仕事をする双日パーソンの想いをダイレクトに伝える動画です。ご覧いただいた方から返ってくる反応も嬉しく、コミュニケーションの仕事の楽しさを実感しました。

人と人、企業と社会のつながりをつくり続けていきたい

総合商社である双日は、食・農業・エネルギー・住宅・自動車・鉄道・航空機…人間の生活に関わるあらゆるもののビジネスを行っており、その幅広さゆえに自社の活動を社会にどう発信すればよいのか、常に模索しています。また、社内報などを通じて社員をつなぐことも大切な仕事です。実は、双日には現在60名以上の立教の卒業生がいて、双日立教会という会をつくって交流を深めているのですが、そんな縦横両方のつながりがもてると仕事も人生も豊かになると感じます。そういったこともあって、部署や勤務地の異なる社員同士をつなぐ仕事にも力を注ぎたいと思っています。ひとつ課題をクリアするとまた次が出てきて、飽きるということがありません。