平野 雄大

東急不動産株式会社
ウェルネス事業ユニット ヘルスケア事業部 シニア住宅事業部 事業企画グループ
法学部法学科/2015年3月卒

「自分で深く考える力」は法の学びを通して得た大切な財産

法学部で学んだ日々は今も色あせず、私の中に根づいています。授業やゼミで数々の事例問題と向き合い、この問題の本質は何か、どんな解決が望ましいのか、どの法律を適用し、それをどう解釈して現実にあてはめるのか、などを繰り返し考えて議論することで、確かな思考力が身につきました。仕事をしているとさまざまな問題に突き当たりますが、そんなとき大切なのが、まず物事の本質を見抜くことだと思います。私はそのベースを法学部で築くことができました。また、大学全体の特徴として、立教には“ゆるやかさ”があると感じます。学びや生き方を強制されず、学生の自分軸が尊重される環境とでも言いましょうか。おかげで自律心も養われました。

シニアの方にとって何が快適か多角的に考え、プランに反映

現在は東急不動産に勤務し、高齢者の方々のための住まい「グランクレール」シリーズの企画を担当しています。高齢者向けと一言で言っても、お住まいになる方のご年齢やお体の状態などによってプランやサービスは千差万別です。グランクレールには自立型のシニア住宅と、サポートが必要な方向けの介護住宅がありますが、それぞれにおいても内容は細分化されます。医療や介護に関する知識も必要なので、初めは学ぶ日々でした。今も現場で営業スタッフや専門家の意見を聴いて企画に活かしています。一つの事業には各分野のプロが大勢関わっており、事業主として私も重要な決定に携わることで、やりがいと挑戦する意欲を得ています。

今、仕事に費やした時間が自分の成長や未来につながると信じて

今後の目標は、マンション、一戸建、リゾート施設、オフィス、商業施設などを扱う総合不動産企業の特性を活かし、それぞれの良い部分をとり入れ、時にはそれらを融合させ、最有効活用の事業企画を行うことです。今は仕事に費やした時間がそのまま自身の成長につながる時期だと思うので、さまざまな案件に関わるようにしており、担当業務の幅は広いと思います。この土地の魅力は何か、セキュリティはどこに設けるか、ダイニングなどの共用部はどれくらいの広さが適切か、価格設定はどうするか…一つ一つ要件を検討します。人生の円熟期という大切なステージに東急を選んでくださるお客さまの思いに応えることができたら、こんなに嬉しいことはありません。