ひなた かほり

アーティスト
経済学部経済学科/2008年3月卒

夢を追いかける勇気をくれた自由な校風と温かい先生、友人たち

まるで物語に出てくるような蔦の絡まるレンガの建物に心を奪われ、「ここで学びたい」という一心で入学した立教大学。テニスサークルに入ったり、韓国に語学留学したり、興味をもったことには何でも挑戦した4年間でした。税務会計論のゼミでお世話になった坂本先生は、今も展示会に足を運んでくださいますし、サークルやゼミの友人ともときどき集まっては近況を話し合っています。大学で幅広く学んで将来の選択肢も広げたうえで、どうしても追いかけたいと思える夢がもてたこと、その夢を応援してくれる先生や仲間に出会えたことは本当に幸運でした。立教は「自由の学府」。その意味と素晴らしさを、卒業して10年経った今も強く感じています。

私のものづくりを応援し愛してくださる人がいる喜びを実感

現在は、つののはえた猫のキャラクター「MORRIS」の制作やマネジメントを中心に仕事をしています。MORRIS は2016年に立体作品として発表した直後にメディコム・トイさんから声をかけていただき、絵本やガチャガチャ(カプセルフィギュア)のリリースが決まりました。思いもよらない展開にふわふわ夢見心地だったのを憶えています。自分の創作活動を応援してくださる企業があり、手がけたものが世界中に届いて愛される。作家としてこんなに幸せなことはありません。単に可愛いだけの作品ではなく、ノスタルジックだったり少し毒が入っていたりすることも私らしさだと思うので、そこも含めて見る方に楽しんでいただけたらいいなと思います。

立教で培った英語能力や経済の知識が自分の強みになっていると嬉しい

大学時代、就職活動を行う中で「一度きりの人生を私はどう生きたいのか」という意識が芽生えました。そして大学4年生のとき、雑誌の編集アシスタントの経験を通じてアーティストとして活躍されている方々と知り合い、進みたい道が見えました。そこから多くのコンテストに応募し、モンチッチのデザインコンテストで最優秀賞をいただいたこと、キャラクター界の登竜門といわれていたFEWMANY AWARDでファイナリストに選んでいただいたことをきっかけに本格的に活動を開始。美術系の学校出身ではないことに驚かれますが、大学で培った英語能力や経済の知識が、海外とのやりとりや経理もひとりでこなす私の強みになっていると嬉しいです。