高橋 勇貴

アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社
プロフェッショナルサービス本部 コンサルタント
理学部 数学科/2013年3月卒

高橋 勇貴

自分の「したい」を発信すると立教は全力で応援してくれた

小学校から大学まで16年間を過ごした立教は、人生の多感な時期に貴重な経験を与えてくれた場所。自分の「したい」を発信すると、周囲が全力で応援してくれる環境がありました。そんな中、私が大事にしていたのは、何事も経験して終わりではなく、そこで得た知識を使って何かすることです。そのために大学では、授業の補助や履修生へのアドバイスを行うスチューデント・アシスタントとして3年間活動。これは学んだ知識をアウトプットする活動でもあり、知識が自分の中に定着していくのを実感できました。知識は実践されなければ価値がない。誰かと共有し、それを使って何かができて初めて成果になる。この考え方は今の仕事にも通じています。

高橋 勇貴

弱点克服のためコンサルタントに仕事の起点はお客様との信頼関係

学生時代、私はコミュニケーション力が自分に不足していると感じていました。それなのにコンサルタントという職業に就いたのは、その弱点を克服したいと考えたから。自分の強みであるコンピュータや理工学の知識だけでなく、対人コミュニケーション力も伸ばし、社会に何か価値を提供し続けられる人間でありたいと。私の仕事を一言でいうと、「アマゾン ウェブ サービス(AWS)のクラウドサービスを活用してお客様の課題を解決し、ビジネス価値を最大化すること」ですが、その起点となるのはお客様との信頼関係です。会議終了後の雑談から、課題解決の思わぬヒントやお客様の本当のニーズが見つかることも多いので、何よりもお客様の声に耳を傾けることを重視しています。

高橋 勇貴

※掲載の情報は2021年9月時点のものです

お客様の成果を上げるまでがコンサルタントの仕事

AWSには多様なクラウドサービスがありますが、それはあくまで想定された課題に対する定型のサービス。実際のお客様の課題は十人十色なので、お客様やプロジェクトごとに異なる支援策をボトムアップから構築していく必要があり、「サービスを売るのではなく、価値を提供する」仕事の難しさと面白さを日々感じています。そしてその価値は、プロジェクトに関わるすべての人の力で創造されるもの。私一人では達成することはできません。ですから、周囲が仕事をしやすい環境づくりというのも心がけています。お客様の課題を解決するだけでなく、そのことによってお客様のビジネスに成果が表れたときが、コンサルタントとして最も嬉しい瞬間です。