築く人々 PERSON 05

毎年送り出す
卒業生たちの活躍が
一番の強みに。

石川 利津子 ISHIKAWA RITSUKO

進路指導室 主任

石川 利津子
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KASDの高い就職率を支えているのは? Q1

卒業生たちの活躍が、
建築業界での厚い信頼に直結。

何より大きいのは、私たちがこれまでに建築業界に送り出してきた1万3000人以上の卒業生の実績。例えば現場での「あの設計担当者はすごい!どこの学校の出身?」といった口コミから、採用担当者を通してKASDに連絡が入り、求人数が増えるといったケースも数多くあります。また就職氷河期にも高い就職率を維持できたのは、各社で卒業生たちが採用担当者にKASDを強く推薦してくれたおかげです。今も多くの卒業生が進路指導室を訪れ、キャリアに関する相談や情報提供をしてくれるのが本当にありがたいですね。

石川 利津子

学生たちにはどのような進路指導を? Q2

学生と企業、それぞれの
「リアル」を把握してマッチング。

学生一人ひとりの希望や学習進捗を記したカルテを作成し、これに基づいたマンツーマン指導を徹底しています。一口に建築業界と言っても、ゼネコン、住宅メーカー、設計事務所など多様な業態があり、働き方もそれぞれです。私たちは全国1800社の登録企業について、各社の特色をリアルタイムにきめ細かく把握。ここでも卒業生とのネットワークが生き、例えば実際の働きやすさや入社後のキャリアイメージなど求人票だけではわからないリアルな企業情報を得て、学生と企業との最適なマッチングに結びつけています。

石川 利津子

KASDへの信頼は学生にとっても心強いですね Q3

学生のために働きやすい職場環境に
ついて企業に提案することも。

資格試験の進捗により、就活のスタートは春からと秋からの学生に分かれるのですが、どちらの時期にも同じ求人数を確保できているのは「KASDなら秋からでも高い実力の学生が採用できる」という信頼を、歴史のなかで築いてこられたからです。企業から相談を受け、学生が働きたいと感じる職場環境や採用条件、女性が働きやすい制度づくりなどについて、私たちから提案をさせていただくこともあります。時には卒業生のキャリア採用についての相談も。業界とは本当にいい信頼関係を築けています。

業界ではやはり資格重視の傾向が? Q4

資格を取得することで、
建築現場を率いる仕事ができる。

安全・安心が強く求められる建築業界において、資格を持たない人に建築現場や責任ある仕事は任されません。在学中に建築士資格を取得して就職したKASDの卒業生は、その時点でもう他大学出身者より大きくリードしているのです。ただ、例えばもし在学中に二級建築士に合格できなかったとしても、「KASD出身者なら入社後の早い時期に合格してくれる」という期待を寄せられていることも事実。3年生の春から建築士の試験勉強に集中して打ち込んだ厳しい経験が学生たちを成長させ、業界からの評価や信頼につながっています。

石川 利津子

「KASDで良かった」と思ってもらえる就職を実現したい。その一心で歩み、いまを築けた。

INTERVIEW

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