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先輩の仕事

イラストレーター センスを表現するのが好き

心をこめて描いたイラストが“人に伝わる”ことが、大切なんです

この仕事の魅力・やりがい

私は、フリーランスのイラストレーターとして働いています。この仕事をやっていて良かったと実感するのは、自分の描いたイラストを見てくれた人が、何かを感じとってくれた瞬間ですね。先日、青山で個展を開いた時のこと。若いカップルが私のイラストの前で、なにかを話し合っていたんです。そのイラストは、たくさんの鳥を描いたイラストなんですが、それを見て、『人間の野心とか大望とは』という人間社会の比喩を表している絵なんじゃないのかなと話していたんです。私が、『そうです』と答えると男性の方が、『ああ、やっぱりそうですか』と頷いていました。人に伝わるということの喜びを感じるのはそういう瞬間なんですよ。

私の学生時代!

高校を卒業後、2年間会社員として働いていましたが、充実しているとはいえない毎日に、モヤモヤとした気持ちが募っていきました。そこで、『好きだった絵をもっと勉強してみよう』と思い始めたんです。けれど、両親に反対され、実家から経済的な援助は期待できません。そんな状況の中、自由な発想で誰でも広く受け入れるという姿勢と、新聞奨学生の制度がつかえるという、この学校が目にとまったんです。入学して2年間、仕事と勉強の両立をして学校を卒業。学校で教えていただいた専門知識は、今すごく役に立っています。先生に教えてもらったユニークな思考法があるのですが、それはいまだにやっているんですよ。

業界ココだけ話!

フリーランスで働くことのいい点は、自分の時間を自分で管理できるということ。土日が休みの仕事が多いと思いますが、フリーだと人が少ない平日に休んで街へ出かけたりもできちゃいます。また、私は一人でブラブラするのも好きなのですが、アウトドアも好きなんです。奥多摩や山梨へ友だちと1泊2日のキャンプへ出かけたりもしています。そうやって、忙しくても時間を作って自然にふれることで、その後の仕事にも良い影響を与えてくれるんですよ。フリーランスで、自分の名前で勝負するという生き方はとても大変ですが、やりがいがありますし、私はとても気に入っています。

 

集中していると、あっという間に時間がたっています

はらだ ゆうこさんのプロフィール

フリーランス 中央美術学園 デザイン科 1989年3月卒業/グラフィックデザイナーとして2つの会社を経て、フリーランスのイラストレーターとなり現在にいたる。96年に『イラストレーション』の「ザ・チョイス」に2度入選し、年度賞を受賞。97年には『ニッサン童話と絵本のグランプリ』の絵本部門で「ボクはトリクロウ」が2位、98年には「リリ」が1位を獲得。99年にはこの「リリ」が産経児童出版文化賞ニッポン放送賞も受賞。数々の賞を獲得しイラストレーターとしての地位を固めていく。あと最近嬉しかったことは、反対していた両親が、『応援するしかないね』と言ってくれるようになったことだという。

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中央美術学園
造形芸術科アートイラストコース

「コース選択にしばられ可能性を限定したくない」「一つのことを一途に学んだり様々なことを少しずつ学びたい」「やりたいことが見つかった時それを集中的に学びたい」「他分野の芸術との融合により、制作の可能性を広げたい」など学生の情熱に応えて、本学では自由選択制を採用。絵画画法、デザイン技法、イラスト画法など、自分の表現したい方向性に合わせて、40もの科目の中から自由に組み合わせて学べる、オーダーメイドのカリキュラムが特徴です。またモデルコースとして5系統を用意。◆ファインアートコース◆アートイラストコース◆グラフィックイラストコース◆絵本イラストコース◆コミックイラストコース