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先輩の仕事

イラストレーター モノを作るのが好き

私の作品を見た時の子どもたちの「わー!!」という歓声は本当に嬉しいですね!

この仕事の魅力・やりがい

子ども向けのイラストを描いて、幼児教育雑誌が主なお客さんです。編集部からの依頼に合わせ、幼稚園の先生が教室でお手本にするためのイラストの描き方や、色紙や画用紙を使った工作の作り方、大きなものでは運動会の入退場門などの立体物をデザインして制作することもあります。雑誌の撮影で、実際に作品を持って幼稚園に伺うこともあるのですが、子どもたちの「わー!ゾウさん!」というストレートで元気のいい反応があると本当に嬉しいです。また、雑誌の仕事は自分の名前が載るので、やはり達成感を感じますね。プロになって今年で7年目ですが、もっと有名になって、将来は絵本を出版するのが夢。自分の子どもが楽しんでくれたら嬉しいな。

私の学生時代!

中央美術学園で学んでいた頃は、今のような子ども向けのものを描いていたわけではなく、海外の絵本のようなアート系の線画イラストが好きでした。でも、中美はいろんな先生や学生がいたので、自分にはないセンスや考え方に触れ、私の絵も変わっていきました。一番大きなきっかけは、その頃教えていただいていた小野先生。現在、勤めている「STUDIO KUMA」は先生の事務所なんですよ。授業の課題で描いた子ども向けイラストが気に入られ、雑誌のカットの仕事を紹介していただいたんです。そのままお手伝いをするうちに、この世界に。プロとして必要なテクニックや心構えを、出し惜しみなく教えていただいた小野先生は恩人ですね。

後輩への応援&アドバイス

プロのイラストレーターはお客さんの求めるものを描くのが仕事。自分のオリジナリティをもつことは必要ですが、「私の絵はこれ!」と頑固になるのは良くありません。だから、学生のうちから依頼してきた相手が何を求めているのかを考える癖をつけるといいと思います。幼児教育の仕事では、子どもに親しみやすい丸くてシンプルなデザイン、色の明るさや柔らかさ、工作ならお手本として分かりやすいか、牛乳パックなど園児に身近な道具を使っているかなど、独特の配慮が必要です。私も最初は試行錯誤でしたが、編集者の方に気に入っていただいた時は、本当に嬉しかったですね。頭を柔軟にして、必要な要素を取り入れる姿勢は大事にしてください。

 

子どもたちの心に響くことを第一に考えて描いています

線の始めと終わりをしっかり描ききるのがプロの仕事

 

手描きだけじゃなくて、Macでも着色するんですよ

星野 はるかさんのプロフィール

STUDIO KUMA勤務。平成13年4月 中央美術学園 造形芸術科イラストコース卒業。小学生の時の同級生のお父さんが絵本作家で、職業としてその存在を知る。(ちなみに、その方が有名な作家だということをプロになって知ったという。)高校時代からデッサンにのめり込んでいて、美術系の学校に進むことを決めていた。中央美術学園では、みんな絵の世界観はバラバラだが、絵が好きだという気持ちで一つにつながっているという環境で、人から影響を受けながら個性を作り上げていく大切さを学んだという。現在、20代ながらイラストレーターとしてすでに中堅作家の域。休日は街を歩き、子どもたちのファッションをチェックするのが趣味。

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中央美術学園
造形芸術科アートイラストコース

1947年「美術立国」の理想を掲げ通信教育機関として創立。1952年に第1回卒業生と指導者が設立した「中央美術協会」は、美術公募団体として独立、毎年東京都美術館で公募展を開催するなど、広く活動しています。創立60周年を迎えた中央美術学園は、アート、イラストの専門学校として常に新しい時代に即した教育機関として展開していきます。授業は、絵画画法、デザイン実習、イラスト技法など、自分の表現したい方向性に合わせて、40もの科目の中から自由に組み合わせて学べる、オーダーメイドのカリキュラム。一人一人の個性を見つけ最大限に伸ばし、個性豊かなアーティストとして描き続けることのできる人材の育成を目指します。