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茨城・私立茗溪学園高校

2000年5月号(第2号)
102ページ

●高校2年生で毎週2時間、3年生「大学訪問」につなぐ22年目の「個人課題研究」

  • 同窓会が設立した学校

●個人課題研究

●大学訪問


●高校2年生で毎週2時間、3年生「大学訪問」につなぐ22年目の「個人課題研究」

同窓会が設立した学校

茨城県つくば市にある茗溪学園高校は、同じ学校法人による中学校を併設する私立中高一貫校だ。生徒は定員30人の高校募集枠を除けば、全員が茗溪学園中学校からそのまま上がってくる。また、現在でも週6日制を採っており、生徒のほぼ全員が大学に進むという茨城県下でも有数の進学校でもある。
同校では創立以来、2年生の必修科目として「個人課題研究」を実施しているほか、3年生になると学校行事として「大学訪問」を全員に行わせている。まさに「総合的な学習の時間」の先取りともいえる取り組みだが、先のような私立中高一貫校としての状況を見ると、実質的な「進学対策」の時間と一般的には受け止められがちだろう。
しかし、同校の実践は、自分の興味・関心や適性を探り、それにあった学部・学科を見つけていくという進路指導、キャリア教育の色彩が非常に強いのが特徴で、県内の進路指導担当者の間でも注目を集めている。
このような同校の特色は、その創設の経緯に理由があるようだ。同校設立の母体は社団法人「茗溪会」だが、同会は戦前の東京高等師範学校から東京文理科大学、東京教育大学を経て現在の筑波大学にいたる同窓会組織だ。いわば、知育偏重の教育から脱却するために、同窓会が自らつくった学校が同校というわけだ。

■茗溪学園高校の「総合学習」


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