キャリアガイダンスVol.402 別冊
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5Vol.402 別冊付録● 最新の生理生態情報に基づくウナギ大量種苗生産技術の実現● 南アジアの農業・食料システムと持続可能な地域資源環境管理手法の構築● 樹幹形成層における細胞増殖と木部形成過程をモニターするモデル樹木の育成● 水田周りの半自然草地の生態的修復に向けた手法開発● ニンニク臭気前駆体─多糖/タンパク質複合系による次世代型機能性食品の創製● 食品由来硫化水素ドナー化合物を用いたアルツハイマー病予防法開発に関する研究● ラベンダーの低温要求性制御機構の解明● 犬の骨髄間質細胞を用いた軟骨再生医療の確立● 飼育ストレスが魚類腸管内のビブリオ科細菌に及ぼす影響● 放射能汚染農村における被害実態とコミュニティ再生に関する研究● かたさを熟度の指標とする果実の触覚センサによる非破壊熟度評価● 大腸における腸内共生菌による免疫系誘導・制御システムの機能性分子の解明● 分解耐性型細胞膜透過性タンパク質による細胞分化/寿命制御システムの開発● バクテリア光受容体の多様性とその機能解明● 沖縄島における侵略的外来生物グリーンアノールのサルモネラ保菌とリスク評価● 被災地の微生物で被災地を救え─がれきを材料としたバイオプロセスの構築を目指して─● フグは毒を何に使うのか?~クサフグ組織中のテトロドトキシンの動態から探る~これからの可能性を秘めた研究が多数行われている 日本大学生物資源科学部を構成するのは全12学科(図1)。農学、生命化学、環境学、森林科学、水産学から、食品経済学などの社会科学系の領域まで幅広い研究が行われている(図2)。 その研究の特徴が表れているのが図3のランキングだ。科学研究費補助金(科研費)の中で研究費500万円までの一般的な基盤研究Cにおいて同学部が農学分野の獲得金額トップ。将来大きく発展する可能性に満ちた研究が“数多く”行われている。 また、図4の通り、科研費のほか、学外からの研究寄付金も右肩上がりに伸びている。受託研究に関しても、民間企業はもちろん、農林水産省、環境省、独立行政法人 科学技術振興機構などの公的機関からの依頼が増え、平成25年度は増加に転じている。 「本学部では、教員の間で“生命”“食”“環境”の3つを柱とした生物資源への理解を研究の根本に置くという基本理念が徹底されています。同時に、それを踏まえたうえで、自由に研究に取り組むことができる風土がある。また、研究設備や学内の研究資金も私立大学の中ではトップクラスでしょう。教員だけでなく、学生や院生の研究資金を支援する制度も整備されています」(生命化学科 主任 春見隆文教授) では、充実した環境の中で、実際にどのような研究が行われているのだろうか? 3つの事例を紹介しよう。日本大学生物資源科学部取材・文/伊藤敬太郎 撮影/広路和夫研究職になるためにまず大切なのは、学生時代に魅力的な研究に触れ、研究の楽しさややりがいを知ること。日本大学生物資源科学部はそのための環境を整えている。研究支援体制や実績、そして個々の研究事例を通して同学部の「研究力」を探っていこう。図1 生物資源科学部の学科学部植物資源科学科(平成27年4月から生命農学科へ名称変更予定)生命化学科獣医学科動物資源科学科食品ビジネス学科森林資源科学科海洋生物資源科学科生物環境工学科食品生命学科国際地域開発学科応用生物科学科くらしの生物学科(平成27年4月開設予定)大学院生物資源科学研究科獣医学研究科図2 科学研究費補助金交付対象となった日本大学生物資源科学部の研究課題例(平成25年度)

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