キャリアガイダンスVol.406
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 自校でキャリア教育を進めていくにあたり、難しくしている要因としてあてはまるものをすべて選んでもらった(図表9)。トップは「教員の負担の大きさ」68%。キャリア教育に対する考え方(12p)でも、「教員の負担は相当大きくなりそうだ」という不安が上位にあったが、「教員の負担」はキャリア教育推進の阻害要因としてもとらえられている。その理由をみると(フリーコメント3)、キャリア教育の〝業務増大〞、既存業務で精一杯という〝人手不足〞、学校単位では対応しきれないほど〝範囲が広すぎる〞などのコメントが多かった。以下、「実施時間の不足」48%、「教員の知識・理解不足」45%、「教員間の共通認識不足」41%が続き、実施の時間や体制準備の不足という課題認識が見えてくる。 キャリア教育実施体制別にみると、組織的に取り組んでいる学校では「教員の負担の大きさ」が最多。一方、教キャリア教育の推進を阻む要因一位は「教員の負担の大きさ」教員の負担増解消が今後のさらなる浸透・発展の鍵教員の負担の大きさ実施時間の不足教員の知識・理解不足教員間の共通認識不足教員の指導力不足生徒の意欲や学力の低下・欠如定義があいまい教員が変化を望まない評価軸がない、評価の方法が不明確管理職のリーダーシップ力2014年全体       (n=1140)67.747.945.240.626.825.824.120.916.814.9キャリア教育実施体制別キャリア教育実施校 (n=989)69.648.144.641.927.827.423.421.217.614.9学校全体で実施 (n=724)70.045.942.740.526.128.322.520.617.413.3学年で実施 (n=197)72.157.448.240.631.025.422.321.315.216.8教員個人が実施 (n=31)51.645.264.574.241.922.632.335.519.438.7実施体制不明 (n=35)62.948.645.748.631.425.737.122.931.417.1キャリア教育非実施校 (n=135)55.649.649.634.120.013.330.420.011.114.180604020(%) 0※「2014年 全体」の降順 ※「2014年 全体」より5ポイント以上高い数値を■色で表示図表 9 キャリア教育を進めるうえでの障害 (全体/複数回答)■ 2014年全体● 学校全体で実施 ● 学年で実施● 教員個人が実施▲ キャリア教育非実施校■ 2014年全体● 学校全体で実施 ● 学年で実施● 教員個人が実施図表 10 キャリア教育による仕事増加の推移 (キャリア教育実施校:「増した」回答/各単一回答)図表 11 キャリア教育実施体制別 仕事増加の割合 (キャリア教育実施校:「増した」回答/各単一回答)教員の仕事キャリア教育担当部署の仕事2014年全体 (n=989)71.568.32012年全体 (n=1145)67.263.82010年全体 (n=1152)65.160.42008年全体 (n=778)63.956.4教員の仕事キャリア教育担当部署の仕事2014年全体 (n=989)71.568.3キャリア教育実施体制別学校全体で実施 (n=724)75.472.8学年で実施 (n=197)65.060.4教員個人が実施 (n=31)54.848.4実施体制不明 (n=35)42.937.180604020(%) 080604020(%) 0■ 2008年全体■ 2010年全体■ 2012年全体■ 2014年全体182015 FEB. Vol.406

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