キャリアガイダンス vol.407
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 過去から現在、未来を考えてきたセッションを踏まえたうえで、翌日から自分が取り組みたいと思うことを、3つの項目に関して考えていく(ワークシート参照)。 あれもこれもではなく、各項目に1つずつで構わないので、実現可能なことを書いていくことが大切。それによって、あるべき未来へ向けた新たな目標として役立つはずだ。 ワークショップの最後は、全員で円陣を組んで、STEP4で書いたアクションプランと、ワークショップを実践して「今感じていること」を全員が発表する。話す順番は、ファシリテーターが指示をするのではなく、任意で。今回は、発表した人が次以降の人を指名する。ぬいぐるみを準備し、それを渡された人が次の発表者となった。翌日からの具体的なアクションプランを考えるアクションプランの宣言と感想で締めくくるSTEP4 & CLOSING明日から取り組んでいくこと「高大接続の動きを、具体的に形にしていきたい」「今までと違う授業にチャレンジしていきたい」「学ぶこと。先輩の先生方からも、たくさん学びたい」「ありたい姿/ありたくない姿で、人間的に魅力のある人になることが大事だと思った。そのためには、趣味も大事。趣味を作ろうと思った」「生徒も学んでいるのだから、中断していた資格や検定の勉強を再開して、学びたいと思った」「先を見据えながら行動したいと思う」「過度の残業」「自分で限界を作ること。殻を破り続けていきたい」「もう止めたいと思うことがない自分は、とても幸せだと感じた」「無理に変えようとしないこと。自分も他人も、やりたいことを大事にしたい」「自分がやらなければ・・・と、抱え込みすぎない」「溜息をつくこと、厳しい表情をすること」「めんどうくさい!を言わない」「英語を好きで学び続けること、授業の力」「楽しみながらチャレンジすること」「生徒との関係性。いろいろ話してくれることを大事にしたい」「今日改めて、なぜ教師を続けてこられたか考えたら、生徒たちから人として認めてもらったと感じる瞬間があるから。そういう人でいられるように努力し続けたい」新たにはじめたいことは・・・もう止めたいことは・・・変わらずに大事にしたいことは・・・STARTSTOPCONTINUE最後のダイアログ抜粋「新しいこと、ワクワク楽しいと思うことに、積極的に挑戦していきたい」「他の先生たちから『ちょっといいですか』と声をかけられたとき、ニコッと笑って対応できる余裕をもつ」「来年、海外で学ぶチャンスをもらったので、それに向けてしっかり準備を始める。なんでも学ぶ!という気持ちで取り組む」「生徒を一番に思うこと。毎日、些細なことでも楽しむこと」「人のために、を大切にしていくこと」「仕事にも、自分自身にも、付加価値をつけていくこと」「同僚や生徒との協力。授業そのものを工夫し、生徒が思考して学び、楽しめるような授業を目指すこと」「生徒を思う心、愛では、日本一、世界一の教員を目指すこと!」教員同士が語り合う機会を、ぜひ!ワークショップの最後に、「今、感じていること」を一言ずつ語ってもらったが、多くの先生が「こういうことを誰にも話したことがなかったので、新鮮で楽しかった」とコメントした。「教員をしていてうれしかったことが、自分の理想像と重なる部分が多く、自分でも驚きました」「最初は、教員になったきっかけを話すのは嫌だなと思ったけれど、話してみると、改めて自分は教員に向いているのかもと思い、語って良かったと感じました」など、口に出してみて初めて、自分を客観的に整理できた様子が伝わる。また、「未来を考えたことで、実際に世界とどうつなげていくか。すぐにでも実行に移してみたいアイデアをいろいろもらえた気がします」など、次の一歩へのヒントも得られたようだ。多くの先生たちに、自分を、未来を語ることで、元気になっていただけた機会でもあったようだ。授業編未来社会にどう向き合うか?教師312015 MAY Vol.407

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