キャリアガイダンスVol.410
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本とメッセージで、元気をお届けします先生が先生にお薦めする本読者の先生方に、少しでもやる気や元気をお届けしたい!そんな思いで、高校の先生方に10冊の本をご推薦いただきました。ここでは、「先生が先生にお薦めする本」とともに、先生方からのメッセージをご紹介します。読者のみなさまは、どの本が読みたくなりましたか?冊構成・文/小島由希 撮影/畑山亮太この夏休みに出合いましたが、読んでいる途中からもうすでに、行動したくて仕方がなくなるくらい、極めて強く刺激された1冊です。反転授業の先駆者として知られるジョナサン・バーグマンとアーロン・サムズの2人による『反転授業』の続編。前著は2人の取り組みが中心でしたが、本著は2人に刺激された先生方の取り組みが詳しく紹介されています。「反転授業はやらない」と考えていた(今でも考えている)自分でも、これは取り入れたいと強く感じ、その後の授業研究に活かしています。今よりもっと効果的な授業をやりたい先生へ、強くお薦めしたい本です。(東京、私立関東第一高校 横山北斗先生)キャリア教育を熱心にすすめている先生も、案外教師としてのキャリアには無頓着な場合も少なくないように思います。しかし教師のキャリアにも段階があります。この本では教師としてのキャリアを6局面にまとめ、それぞれの段階について、次の成長のために必要なこと、課題などが書かれています。教師としての自分のキャリアを考えたい先生、これからどうしようかと考える中堅の先生には特にお薦めです。(京都、私立立命館宇治中学校・高校酒井淳平先生)いろんなことに不安や不満を持ってしまいがちな時に立ち返るべきなのが教養力です。悩みが深くなるのは無知が原因であることが多々あります。「なぜ」「何が問題点か」を論理的に考えることに加え、「知る」ことが次に起こすべき行動の確たる支えになります。さまざまな生徒・保護者・同僚・上司との関係を構築するうえで助けになりますし、自分の視野を開いてくれる本であります。(広島、県立大門高校 加藤雅仁先生)これまでの進路指導では「夢」があって「進路選択」があった。だが、生徒みんながそれをかなえられたのだろうか。進路指導が、できる生徒のみのものであってはいけない。この本は不本意ながら選んだ道であっても、目の前の出来事に心を開き行動していけば、選んだ道がどこかで再び「夢」とつながることを述べている。このオープンマインドの大切さは、新たなキャリア教育の一助になると考える。(三重、私立鈴鹿中学校・高校山出諭先生)教育方面にアドラー心理学が役に立つと言われていますが、専門書を読み、理解するのは大変難しいし、時間もかかります。しかしこの本はマンガで読みやすく、要点もしっかりとまとまっています。一般書ですが、教育相談や生徒指導で生徒を理解し、指導に応用できる参考事項やテクニックがふんだんに書かれています。実践編として第2巻もあります。マンガですがバカにできない良書です。(福岡、北九州市立高校 南正起先生)反転学習生徒の主体的参加への入り口ジョナサン・バーグマン、アーロン・サムズ/著、東京大学大学院情報学環 反転学習社会連携講座/監修、上原裕美子/訳(オデッセイ コミュニケーションズ)教師というキャリア成長続ける教師の六局面から考えるベティ・E.ステフィ、マイケル・P.ウルフほか/編著、三村隆男/訳(一般社団法人雇用問題研究会)教養力心を支え、背骨になる力齋藤孝/著(さくら舎)その幸運は偶然ではないんです!夢の仕事をつかむ心の練習問題J.D.クランボルツ、A.S.レヴィン/著、花田光世、大木紀子、宮地夕紀子/訳(ダイヤモンド社)マンガでやさしくわかるアドラー心理学岩井俊憲/著、星井博文/シナリオ、深森あき/作画(日本能率協会マネジメントセンター)362015 DEC. Vol.410

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