キャリアガイダンスVol.418
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452017 JUL. Vol.418 誌上 進路指導ケーススタディ この生徒とどう向き合う?進路にまつわる生徒のさまざまな悩みに、先生方はどのように対処されているでしょうか?ありがちなケースを取り上げ、実際に先生方に回答していただきました。さらに、日ごろ生徒の悩みと向き合うスクールカウンセラーの方や、長年高校現場で活躍され現在は会津大学で教育学や教育カウンセリング心理学を研究されている苅間澤勇人先生にも、ケース対応の極意を伺いました。校内研修などにも、ぜひお役立てください。取材・文/清水由佳 イラスト/おおさわゆう校内研修で使える!第2回ケーススタディ2年生の7月、保護者と生徒との三者面談で。<やりとり>保護者を交えた三者面談でのケース●どう対応するか 教師: 先日の進路希望調査では、Aさんは専門学校希望ということでしたが、お家でもそのことは 話されていますか?保護者: えっ? 大学じゃないの? 生徒: う~ん、あんまり勉強は好きじゃないし、成績も今一つだから。何か好きなことを見つけて 専門学校に行くのもいいかなって。保護者: 何、言っているのよ。専門学校で何かやりたいことがあるの? 生徒: ええ~、まだよくわからないけど、これからいろいろ調べてみて見つけたいかなと思っていて…。保護者: 何、甘いこと言っているのよ。成績が良くないのは全然勉強していないからでしょ。部活、部活 って、いつも帰りは遅いし。そんなんだから、部活は辞めなさいって言っているじゃないの。 生徒: それは、関係ない! 教師: まあ、まあ。確かに今回の模擬試験の結果は少し下がっていましたが、まだ2年生だしね。保護者: 何言っているんですか、先生! そんなこと言っていたらあっという間に受験ですよ。 今どき、大学くらい行かなくちゃ。先生だって、そう思うでしょ?この後、どのような対応をしますか?(しましたか?)

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