キャリアガイダンスVol.421
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 将来働くことについて気がかりがあるか尋ねた(図5)。高校生で気がかりが「ある」は2015年67%から増加し73%。子どもが働くことについて気がかりが「ある」保護者は64%で2015年から変わらない。 働くことについて具体的な気がかりを選んでもらったところ(図6)、高校生・保護者いずれも1位は「就きたい職業に就くことができるだろうか」。以下、高校生の2位は「十分な収入が得られるだろうか」、3位は「職場の人間関係がうまくいくだろうか」、保護者の2位は「職場の人間関係がうまくいくだろうか」、3位は「就きたい職業が思いつくだろうか」が続く。高校生は2015年に比べ1〜2位のスコアが微増し3位のスコアが減少、「就職」と「収入」に関する気がかりが相対的に増加している。 高校生の進路選択の気がかりは、「学力が足りないかもしれない」「自分に合っているものがわからない」「やりたいことが見つからない、わからない」の上位3項目が微増(図7)。この2年で高校生はAIの普及やグローバル化の影響の認識が強くなっており(前項)、これら社会変化が進路選択にも影響することを不安視している。「働くこと」「進路選択」に気がかりが増す高校生図 6 働くことの気がかりの内容 (高校生・保護者:図5=気がかりが「ある」回答者/5つまで回答)就きたい職業に就くことができるだろうか十分な収入が得られるだろうか職場の人間関係がうまくいくだろうか就きたい職業が思いつくだろうかそもそも就職することができるのだろうか自分(子ども)にできる仕事があるだろうか遊ぶ時間がとれるだろうか仕事を覚えられるだろうか毎朝、時間どおりに起きられるだろうか仕事がつまらないのではないだろうか歳をとっても働き続けられるだろうか体力的に厳しいのではないだろうかすぐ辞めさせられるのではないだろうか勤め先が倒産してしまうのではないだろうか仕事内容や報酬に男女格差がないだろうか図 5 高校生が将来働くことについての気がかり (高校生・保護者/単一回答)図 7 進路選択についての気がかり   (高校生/複数回答)学力が足りないかもしれない自分に合っているものがわからないやりたいことが見つからない、わからない社会に出ていく能力があるか自信がない自分で決断する自信がない知りたい情報を集めたり、選んでいく方法がわからない経済的な理由で自分の希望がかなわないかもしれない特にない※「2017年 全体」の降順ソート※高校生「2017年 全体」の降順ソート(%)8060402000020204040606080(%)(%)80保護者高校生■ 2017年 全体(n=1987)■ 2015年 全体(n=1887)■ 2017年 全体 (n=1100)■ 2015年 全体 (n=1009)■ 2017年 全体 (n=1445)■ 2015年 全体 (n=1269)AIとグローバル化、社会への影響は?高校生2017年 全体 (n=1987)2015年 全体 (n=1887)2017年性別男子 (n=1064)女子 (n=890)保護者2017年 全体 (n=1722)2015年 全体 (n=1584)2017年続柄別父親 (n=220)母親 (n=1449)あるない働くことについて考えたことがない無回答(%)162018 FEB. Vol.421

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