キャリアガイダンスVol.421
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342018 FEB. Vol.421実際の保護者会でどう使う?45分あったら?学年会クラス会データを活用した説明で社会背景から理解してもらうグループワークを入れて学びを疑似体験してもらう 本校では生徒の半数以上が卒業後に就職します。その保護者の皆様に、求められる学力や教育改革のお話をするときは、どの生徒にも関係する話であることをまずご理解いただきたいと思いました。 そこで、はじめに導入として、生徒たちがいずれ飛び込むことにな 本校の保護者の皆様は他の保護者と知り合うことに前向きな方が多いので、ワークショップ形式の開催を考えました。自己紹介から始める形にしたのは、6人掛けの各グループの場を温めて、少しでも居心地を良くしてから、担任の話や本題に入りたかったからです。る社会の変化を、「採用で重視される力」や「企業が求める人材像」のデータから読み取っていただく構成にしました。昔と今では求められているものが違うのです。 そのうえで「社会が変化している今、学校はどうなるのでしょうか」と投げかけ、学校の変化に対する関心を高めたうえで、本題に入りたいです。 ワークでは「もう1条加えるなら」を話し合う前に「これを考えるために必要な知識は?」を問います。十七条の中身や時代背景を「知りたい」方が出てきますよね。探究心をもって知識を学び、その知識を活用しながら対話して気づきを得る。そうした学びを一緒に楽しんだうえで、子どもに身に付けてほしい力を共に考えたいです。就職動向の変化を枕に教育改革への関心を高める居心地に気を配りながら考えることや対話を楽しむ学年の各種連絡、説明……【15分】保護者同士の自己紹介……【10分】●事前準備(場のセッティング)データでみる社会変化①…【5分】「採用で重視される力」担任からのコメント………【5分】まとめ………………………【5分】振り返りとまとめ…………【10分】ツールの活用………………【15分】「学校、社会はどう変わる?」データでみる社会変化②…【5分】「企業が求める人材像」ツールのアレンジ活用……【20分】「生徒の学びを疑似体験」田中先生の考えた全体構成河口先生の考えた全体構成11225443320年前に上位だった「専門知識・研究内容」は圏外となり、「チームワーク力」が上位に 等(平成25年版『労働経済の分析』のデータを活用)各種連絡、クラスの様子、この会の趣旨など各グループごとに自己紹介(1人1分半)自己紹介の際に次のテーマにもふれていただく「最近お子さんのことで気になっていること」子どもの思考力や主体性を「学校・地域・家庭でどう伸ばしていくか共に考えたい」と呼びかけ・6名掛けとなる机の島を5つ作る・各机に名札と、名札を書くマーカーを用意グループで今日の感想と次の点を話し合う「子どもに学校で身に付けてほしい力は?」円満な人柄など『問題を起こさないこと』より、チャレンジや柔軟性など『社会の変化に進んで取り組む力』が重視されるように 等(リクルートワークス研究所「大学新卒者に求める『能力』の構造と変容」のデータを活用)スライドの問題③「もう1条加えるとしたら」を示した際に次の2点をグループで議論(5分間)「この問いを考えるために必要な知識は?」「実際にどんな1条を加える?」作成したツールを自分ならどう使うか、ご協力いただいた先生方に全体構成も考えていただきました(ダウンロードサイトに詳細な資料あり)。前後に独自のコンテンツを加えたり、ツールそのものをアレンジしたりと、ご自由にお使いいただければと思います。※ダウンロードサイト:リクルート進学総研 >> 発行メディアのご紹介 >> キャリアガイダンス(Vol.421)

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