キャリアガイダンスVol.421
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 ITバブル崩壊後の混乱の時代に生まれ、世界を震撼させたリーマン・ショック、東日本大震災など、激動の社会の中で多感な時期を過ごしてきた生徒たち。さらには、彼らを取り巻くコミュニティやライフスタイルに大きな変化を与えたスマートフォンやSNSの急速な普及。歴史に残る社会変化の渦中で、何を感じ、思い、過ごしてきたのでしょうか。 平成から新しい元号へ。56年ぶりの東京オリンピック・パラリンピックの開催、加速するグローバル化や多極化、多様化が求められる社会へ。AIやIoTがさらに進化し、働き方も問われていくこれからの社会。そして、教育改革。新テストの1期生となる生徒たちはどう捉えているのでしょうか。そして保護者は、そんな子どもたちをどのように見つめているのでしょうか。 全国高等学校PTA連合会と小誌が隔年で実高校生と保護者の未来意識施している「高校生と保護者の進路に関する意識調査」は第8回を迎えました。今回の調査では、進路選択や未来社会に前向きな生徒たちの様子が浮き彫りになっています。生徒たちに対して、学校や保護者はどのように向き合っていけばよいか、調査結果も踏まえ考えてみたいと思います。 人生100年時代。「未来に期待を抱かなかったら、何に期待を抱くのだろう」という生徒のコメントに象徴されるように、先行き不透明、正解のない社会と表現されても、生徒たちは未来を見つめようとしています。なんとかその一歩を踏み出そうとしています。私たち大人に何かを問い掛けているようにさえ感じます。そんな生徒たちの「生きる力」を育んでいるのは、紛れもなく先生方の実践であり、だからこそ、保護者との協働が今こそ求められるのではないでしょうか。山下真司(本誌 編集長)人生100年時代の62018 FEB. Vol.421

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