キャリアガイダンスVol.428
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全体計画を立てる 全体計画の策定にあたり、事前に用意された上記のワークシートを利用。A班・B班に分かれた各5名の先生たちがワークシートの流れに沿って全体計画を練った。研修用に設定された架空の学校として、右図のような学校環境のほか、現状の生徒像や地域の状況などの子細が条件付けられている。 その条件に基づき、自校の生徒の強み・弱みを具体的に想定し、学校全体の教育目標(学校全体の特別活動の目標)、特別活動で2年生に身に付けさせたい力、そのために実施する中心的な学校行事と、事前・事後指導を各3コマ以上策定する。中心となる学校行事は、既存の文化祭などでも新たに育成したい資質・能力の視点で、特別活動のカリキュラムを捉え直す生徒の実態を捉えて、ワークシートに基づいて考察する研修では、前ページのレクチャーを受けた10名の先生方が、2班に分かれて架空に設定した各学校の特別活動を計画。最初に全体計画の策定からスタートしました。ワークシートに沿って全体計画を練っていくまず、生徒の現状確認!条件設定の生徒像からどんな課題をもった生徒なのか掘り下げる。この見取りを誤ると、目標設定がズレてしまう。「素直で活動には積極的だけど、指示待ちなのはうちの学校でもよくある。単純活動は積極的だけど、複雑になると消極的に」「主体性と自己肯定感の低さはどの学校でも共通の課題だよね」誌上研修会地方都市・長田市長田市立○○高校(普通科+商業科)生徒数/1年から3年は6学級、各学年210人程度※その他、生徒像や地域の状況が細かく 仮設定されている環境・条件【研修での場面設定】※ダウンロードサイト:リクルート進学総研 >> 発行メディアのご紹介 >> キャリアガイダンス(Vol.428)※ダウンロードできるのは未記入のフォーマットです。102019 JUL. Vol.428

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