キャリアガイダンスVol.431_別冊
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7Vol.431 別冊付録くれるし、ときには厳しくも温かく励ましてくれる先輩たちの存在は、学生にとって大きな頼りになる。 創価大学は、イギリスの高等教育専門誌「Times Higher Education」が大学の社会貢献への取組をSDGsの枠組みを使って評価した「THE大学インパクトランキング2019」でも日本の大学で4位相当にランクイン。大学として、JICAとJSTが共同で進める「SATREPS」という途上国での研究開発プロジェクトにも参加。国際的な存在感も高めつつある。今後はこうした大きなプロジェクトへの学部生の参加も検討しているという。ローカルも含むグローバルな舞台で未知なる課題に挑む人材の育成に向けて、創価大学は今なお進化を続けている。卒業生InterviewGCP、GLCでの学びを通してチャレンジする精神やめげない強さを養ったことで、ケニア留学を実りあるものにできた! 入学前からアフリカに行って現地の人たちの役に立ちたいという強い思いをもっていました。ところが、入学早々キャリアカウンセラーとの面談で、「今の阿部さんがアフリカに行って何ができるの? 飛行機代を寄付したほうがより多くの人を救えるよ」と言われたんです。すごくショックでしたが、思いだけではダメなんだとそのとき強く認識しました。 GCPで学んだ2年間は本当にハード。でも、そのおかげで語学力はもちろん、苦手な分野の勉強や膨大な量の課題をやり抜く力、正解がない未知の課題に向かう姿勢が鍛えられました。他学部の学生と共に学ぶことで、いろんな視点から物事を見る力も身に付き、チームの中で自分だからこそ発揮できる強みについても考えるようになりました。 3年夏から約1年間、念願が叶ってケニアのナイロビ大学に交換留学。経済学を専攻し、途上国の経済発展のメカニズムなどを学びました。学外では孤児院でのボランティアやケニアの日本人向け情報サイトでのインターンシップなどに取り組みました。私が翻訳した記事でケニアに関心をもってくれる方もいて、小さいながらも成果を実感できました。 最初、苦労したのは現地の学生との関係構築です。日本人はどうしても“金持ちの国から来た、ものをくれる人”と見られてしまう。でも、そこでめげずに粘り強くアプローチを続けたことで、友達として信頼関係を築ける人も増えていきました。 留学で痛感したのは、開発の主役はあくまで当事者だということ。それをサポートするのが自分の役割。この考え方は社会人になった今も課題解決に取り組む際の基本として抱き続けています。2015年文学部卒業日本マイクロソフト株式会社阿部薫子さんナイロビ大学の友人とケニアの孤児院にて1年次2年次3年次4年次5年次●阿部さんが受講したプログラム等●勇気を与える、WEBマガジン 「リアル ~私の4年間~」「中国留学で日中友好に貢献。卒業後は世界の人々の生活基盤を支えたいと大手石油企業へ」「タイ留学で自分が途上国にどう関わっていけるかを模索。卒業後は途上国市場に進出している大手食品メーカーへ」など、その他の創価大学生の成長ストーリーがこちらで読めます。GCPGLCGCPのメインは1、2年次だが、3年次以降もキャリア相談や後輩の指導などで関係は続く。阿部さんは2年秋からGLCも受講した。ケニア・ナイロビ大学交換留学フィリピン研修

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