キャリアガイダンスVol.434
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※アンケート回答数57/アンケート実施期間2020年7月31日~8月7日 ● ビジョン、ポリシーをもって学校運営を進めること。● ここぞというときに、多少の反対意見が出ても、「本校の生徒のためにはこれをするんだ!」という強いメッセージを発信すること。● 他校と横並びではなく、独自の判断ができること。● いざというときの決断力・覚悟。● 現場の実情を把握して、柔軟に対応すること。● 時間をかけて教職員の想いを聴き取り、一人ひとりの教職員が主体性をもって経営に参画できるようにすること。● 各教員の思いや抱えている課題について、普段から会話などを通じて理解し、適切な指導・助言を行うこと。● 日頃から現場の教員とコミュニケーションをとり情報を収集しておくことと、サーバントリーダーのように多様な方法や考えを認め伸ばしたうえで、確かな決断と実行ができること。● 課題解決の話し合いに現場の教員の代表者を参加させ、教員が団結して課題解決に向かう意識をつくること。● 幸い良好な関係ができていたので、混乱期にも双方に信頼感があり、迷走状態を防げた。● 「管理職が方向付けを行い、教諭がそのリクエストに応える」という関係性は、平常時もコロナ禍においても変わりなかった。● 平時から教員集団への密な発信があり校長への信頼感は高い。このような関係性が保たれ、自ら先陣を切って動く体制が教員の信頼を得ているように感じた。● 平時から対話があまりできておらず、管理職は決断が苦手だった。それがコロナ禍で一気に表面化した。● 平常時はトップダウンでの決定や判断に従っているのに、コロナ禍になって急に「知恵を出して」と言われ矛盾を感じた。コロナ禍においては、教職員が一致団結して迅速かつ柔軟に対応した学校とそうでない学校に大きな差が見られました。その要因の一つが、「リーダーシップ」ではないでしょうか。アンケートとインタビューで、リーダー、ミドルリーダーのあり方を取材しました。リーダーシップコロナ禍において勤務校の管理職はリーダーシップを発揮していたか?Q1で非常にそう思う・そう思うと回答Q1であまり思えない・まったく思えないと回答● 前例がない状況のなか管理職の決断が早く 動きやすかった。● 教育委員会からの指示内容を必ず少しの時間でも教員を集めて口頭で伝えたうえで、学校としての指針をすぐに示していた。● 外部対応について、「すべて私が説明するので、先生方は心配せずやってください」と職員朝会でおっしゃっていた。● 生徒の不安やストレスに共感して、「力を合わせて、難局を乗り切ろう」と責任をもって訴え続けている。● 教務部の方針が円滑に進むようにサポート。自ら実務にも参加され、協働的に進めることができた。非常にそう思う・そう思うと回答あまり思えない・まったく思えないと回答● 管理職は何もしなかった。いろいろ検討してせめて方向性を示してほしかった。● 常に上からの通知待ちの状態で、先回りして何かをやるということが一切なかった。● 近隣の公立校と足並みを揃えることだけを気にして、自分の頭で考えることをしなかった。● すべてのことに対して判断が遅く、その判断も自信がなく、コロコロ変わった。● 方向性は示したものの、その後は現場にすべて丸投げし、しかも現場の案を支持するでもなく、デメリットを指摘するしかしなかった。● 生徒のメンタルヘルスより学習の遅ればかり気にしている。学校の立場ばかり考えて生徒ファーストになっていない。取材・文/笹原風花 撮影/上甲尚弘(27~28P)※アンケート回答数57/アンケート実施期間2020年7月31日~8月7日 小誌編集協力委員アンケートより※17.6%42.1%36.8%3.5%3.5%非常にそう思うあまり思えないまったく思えないそう思う平常時における管理職のマネジメントや現場の教員との関係性は?有事・平時にかかわらず、リーダーシップについて一番大事だと思うことは?242020 OCT. Vol.434

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