キャリアガイダンスVol.434
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リーダーシップ教員意識カリキュラム・マネジメント生徒が問いに向き合えない授業、活動の制約を受けて目的を見失いかけた学校行事や探究学習など。さらには有事の下で露になったリーダーシップ、教員間の意識の違いや連携不足、そして履修遅れを取り戻すために幾度となく見直しを迫られたカリキュラムなど。 「見たくなかった部分を見える化し、パンドラの箱を開けてくれた」と語るある先生の言葉に象徴されるように、これらは実はコロナ以前から学校現場に潜んでいた、もしくは一部は顕在化していたのかもしれません。だとすれば、新たな格差に向き合うことは足りないものをただ補うことではなく、これからの学びや学校の在り方、そして教師の在り方を考える機会となるのではないでしょうか。大きく揺さぶられた今こそ、学びのつながり、人との絆、そして目の前の生徒を育てる土壌づくりを考えるチャンス、そう強く感じています。 全国のすべての学校で、生徒たちの学びをもっと豊かに、その営みが学校文化として滲み出るように。そして先生方が気負い過ぎることなく、生徒と共に楽しみながら学びを拓いていけるように。本特集が、これからの学校づくりを考えるヒントになれば幸いです。山下真司(本誌 編集長)72020 OCT. Vol.434

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