キャリアガイダンスVol.435
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532020 DEC. Vol.435「文字を並べただけで終わっては意味がありません。毎年先生方の意見を注ぎ込み、PDCAを回して動かしていくことが重要だと思います」(丸橋校長) 今年度のグランドデザインの特徴は、これまで拡充を図ってきた特徴的な取組を「あららぎプロジェクト2020」として再整理している点だ。生活習慣やICT活用などに関する4つのトレーニング(あららぎトレーニング)を土台として、進路指導(大学進学ロードマップ・難関大学合格プラン)と探究(あららぎ探究プラン)の両輪を連携させながら回していくイメージを見える化し、一層の強化を図っていくという。 このうち特に力を入れてきたのが、「高北生の心に火をつける」ことを掲げて総合的な探究の時間で展開する「あららぎ探究プラン」だ。以前から個人テーマに取り組むプログラムを展開していたが、書籍やインターネットでの調査が中心だった。「単なる調べ学習で終わらない、もっと自分を高めていく取組を目指したい」。志村克樹先生が率いるあららぎ探究推進部が中心となり、改善を図ってきた。 最大のポイントは、学校外を含む幅広い人との関わりの強化だ。その強力な推進のため、キャリア学習プログラムの企画・開発・運営などを行うNPO法人DNAと業務委託契約を締結。プログラム設計やワークシート作成、授業運営などを校訓「未来を拓く」の下、教育目標に「⑴ 豊かな人間性を養い、高い知性・たくましい意欲・主体的な行動力を身につけ、自主自立の精神で未来を切り拓いてゆこう」「⑵ 夢と感動のある体験を通し、輝く個性を磨き、21世紀を自立して生きてゆく人間となろう」を掲げる進学型単位制高校。同校独自の取組の名称には、シンボルツリー「あららぎ」(いちい)の名が用いられている。1978年設立/単位制普通科生徒数720人(男子365人・女子355人)進路状況(2020年3月卒業生)大学191人・短大18人・専門学校16人・就職1人・その他17名群馬県高崎市井出町1080 027-373-1611教頭木村一実先生あららぎ探究推進部長志村克樹先生あららぎ探究推進部岡本隆司先生あららぎ探究推進部小板橋玲子先生NPO法人DNA代表理事沼田翔二朗さん校長丸橋 覚先生調べ学習から、人との関わりで深める探究へ「あららぎプロジェクト2020」の図は、「高北生に身に付けて欲しい資質・能力」に向かって開かれた凱旋門のイメージで作ったという。グランドデザインでは左右に、教科ごとに、どんな学習を通じて何の力の育成につなげるかが「資質・能力」の番号に紐づけて列挙されている。※概要版は学校の資料を基に編集部で作成図1 高崎北高校グランドデザイン2020※ダウンロードサイト:リクルート進学総研>> 発行メディアのご紹介>> キャリアガイダンス(Vol.435)あららぎプロジェクト2020の概要あららぎプロジェクト2020高北生に身に付けて欲しい資質・能力❶ 主体性❷ コミュニケーション能力❸ 探究心❹ チャレンジ精神⓪基礎的な知識・技能Ⅲ あららぎトレーニング ⅰ 小論文トレーニング  ⅱ 手帳・メンタルトレーニング ⅲ 英語プレゼン・ 即興力トレーニング  ⅳ ICT活用トレーニング大学進学ロードマップ難関大学合格プラン進路実現1年次自分を知る、学び(大学・学問)を知る・社会を知る2年次自ら学びたい「問い」を設定し、探究し、学びを発表する3年次自分を表現し、「未来を拓く」Ⅰ 進路指導・学力向上プランⅡ あららぎ探究プラン

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