キャリアガイダンスVol.440
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なぜ越境体験は求められるのか。その過程で何が生じているのか。それによってもたらされるものは何か。越境的な対話と学びについて研究されている青山学院大学の香川秀太准教授に伺いました。越境がもたらす「第三の知」と、新たな関係性の構築かがわ・しゅうた●博士(心理学)。異質な集団間の越境過程や、多様な人やモノが結びつく中で発生していく共創活動を研究。最近はこれまでの経済優先の社会に代わる新しい社会のあり方を検討。主たる研究領域は、マルクス哲学から生まれた学習理論(状況論・活動理論)とポスト資本主義論。これらの理論をもとに現実のコミュニティ、ネットワーク、組織におけるフィールド調査やアクションリサーチを進める。著書に『越境する対話と学び』(新曜社)、『パフォーマンス心理学入門』(新曜社)ほか。青山学院大学社会情報学部大学院ヒューマンイノベーションコース 准教授香川秀太取材・文/堀水潤一 撮影/西山俊哉342021 DEC. Vol.440

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