キャリアガイダンスVol.444
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「Feel度Walk」の体験は、参加者に何か変化をもたらしたのだろうか。3週間が経ち、話を聞くと「日常のなかで、いつもなら素通りしていたところに自然と目が行くようになった」「通学路の景色が変わって見える」といった声が生徒たちからあがった。「1年以上学校に通っているけれど、新しい発見があり、違う道を歩いているみたい」など、登下校中に気づくことが増えたという意見が多数集まった。いつもの道で「水面に映る建物の歪みが気になる」などと些細なことに気づいて、写真を撮った生徒もいる。ワークショップ当日、みんなで発見を共有した時間を振り返り「どれも私が見たことのないものばかりだった。あのときみんなが違うものを描いたことで、いつもの学校が違うように見えた」と語った生徒もおり、他の生徒の発見が刺激となって、その後の見方が変わった生徒もいたようだ。また、参加した先生からは、お子さんとの散歩の時間が増えたとの声が。「今までは急かしていた散歩も、立ち止まって子どもたちが見るものを一緒に眺めるようになりました。この視点を大事にして、生徒との関わり方や授業のつくり方を考えていきたい」。生徒だけでなく先生方にも、日々の歩き方や見方に変化をもたらしたようだ。見慣れたはずの通学路が「まだ知らない、新しい道」に11お子さんとの散歩でも、一緒に立ち止まる機会が増えたという先生からの声も。「この視点が大事なのかと勉強になる」ワークショップ後も、気になるものを撮り続けている生徒。「水面に映る建物の歪みが気になって、思わず撮った」2022 OCT. Vol.444 

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