心の向くままにシャッターを切るような経験でした。気づかされました。この高校のことならあらかた知っている、そうした知識や経験が、自由な気づきの邪魔をしますね。一方、生徒たちはとても豊かな絵を描いていて、普段なら言わないような問いをどんどん発したので驚きました。ものを撮って」と言うことの魔法なんです。「『問い』や『違和感のあるもの』を発見して」と言うと、生徒のほうも妙なスイッチが入ってしまいます。なんとなく、とりあえず、あてもなく。この3つが、心をオープンにして、気づく感覚を取り戻すためのポイントです。以前、今回の生徒たちに「興味のあることは?」と聞いたのですが、なかなか出てこなかった。「興味」や「好きなこと」のような言葉をつかって問うと、生徒は不要に構えてしまうのかもしれません。歩き始めてから、生徒たちが戸惑っていたとき、ついサポートしてあげたくなってしまいました。また、わ「Feel度Walk」で、一体何が起きたのか。予定調和を抜け出し、感度を高め、「雑」を収集することで、どのように学びが始まるのか。生徒の好奇心を開くための関わり方について、語り合っていただきました。こんなワークショップは初めて。自分が型にはまっていることにそれが「〝なんとなく〟気になる市川氏と、ワークショップに参加した先生たちの座談会気づく感覚を取り戻す魔法取材・文/塚田智恵美 撮影/竹内弘真花輪先生市川さん2022 OCT. Vol.44412ご参加くださった【埼玉県立小川高校】 教頭・岡本敏明先生、教諭・山田翔一郎先生、教諭・江川麻未先生、教諭・花輪 恵先生、司書・新井直也先生、【埼玉県立久喜工業高校】 教諭・坂庭千絵先生。先生方
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