キャリアガイダンスVol.445_別冊
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 学生時代からもともと国際協力の分野で働きたいという思いがありました。経済学部出身で、なかでも女性の経済参加や金融アクセスに関心を抱いていたので、関連する国際機関で働きたいと思っていました。一方で、民間での経験も重要だという話も聞いていたので、卒業後はゴールドマン・サックスの日本法人に就職し、4年半勤めました。国際機関で働くには基本的には修士号が必要なので、その後は米国のジョンズ・ホプキンス大学大学院で国際開発を学び、現在はIMFで働いています。IMFでは融資プログラムを担当する部門で、経済危機に陥っている加盟国に対して新たな融資プログラムを立ち上げるためのデータ分析などの仕事に携わっていま 大学卒業後は日本IBMに就職し、戦略コンサルタントとして、日本を代表する大手企業のDXをメインとした変革と挑戦をサポートしています。入社2年目なのですが、プロジェクトリーダーを担当。日本経済にも影響を及ぼしうる、企業にとっては10〜20年に一度というレベルの大変革に関わることに日々面白さとやりがいを感じています。 大学入学時点では、特に将来やりたす。特にここ数年はコロナ禍やロシアのウクライナ侵攻などで国際協力の重要性が増してきているなか、直接的に加盟国の経済発展に貢献できる今の仕事には大きなやりがいを感じています。 今のキャリアを実現できたのは、やはり創価大学での学びが大きいですね。入学当初から、大学は夢に近づくための準備をする場所だと考えていたので、「やれることは全部やろう」という意気込みで、課外プログラムなどにも積極的に取り組みました。GCPとGLCには両方参加しています。GCPは英語力や論理的思考力などのアカデミックな力を徹底的に養えるプログラムでした。ここで得た力は海外大学院への進学にも役立ったと感じています。GLCでも同様の学びはありつつ、グローバルリーダーとしてのマインドセットを養うことにつながったと感じています。正規の授業のほかにいことはありませんでしたが、創価大学の世界市民を育む環境や、自分以上に私の可能性を信じてくれる周囲の人たちの影響で自分が大きく変わっていきました。最初の変化をもたらしたのは、1年次に参加した経済学部のIP(英語で経済学を学ぶプログラム)です。留学志望の同期が数多く学んでいたので、それが刺激になり、留学に関心をもつようになりました。また、シンガポールへの短期研修は海外で働くことに魅力を感じる大きなきっかけでした。 その後、GLCやゼミ、SHINEへの参加、米国への留学など、さまざまな経験を重ねていきましたが、その一つひとつが自分自身を成長させてくれるものでした。GLCでの「何のために学ぶのか」という目的観を深める講座をきっかけに「将来は社会課題を解決し、世界の人々に貢献するリーダーになりたい」と課外授業にも取り組むのは大変でしたが、共に学ぶ仲間がいたことが励みになりました。その後の海外留学も含めて、自分自身を成長させる経験になったと思います。また、GLCでは卒業生のメンターがつき、自分自身のビジョンや卒業後のキャリア、さらにそのために学生時代どう過ごすのかを一緒に考えてくれたことが大きかったですね。何度も対話し、考えることを繰り返すなかで、漠然としていたビジョンや目標が徐々に明確になっていきました。その経験は私の現在に確実につながっています。決意するようになりました。その後は、そのために何が必要なのかを考えて学ぶことができるようになったと思います。 もともと引っ込み思案で変化を恐れる性格だったのですが、学びを重ねるなかで自分が大きく変わっていくのを感じました。常に目標を立て目指す習慣がつき、そのために必要な考える力や伝える力、他者と協働する力、そして自信が培われました。また、創価大学では先輩が後輩を応援しサポートする文化があり、GLCやゼミでは社会で活躍される先輩方のおかげで視座を高められました。その積み重ねがあったからこそ、何事にも揺るがない自分に変わることができました。 今後は、コンサルタントとして問題解決力を磨き、20代のうちに海外に拠点を移して、グローバルな舞台で課題解決に取り組む仕事に就くことが目標です。Vol.445 別冊特集7日本IBMIBMコンサルティングコンサルタント2021年経済学部卒業佐藤誠一さんIMF(国際通貨基金)リサーチアナリスト2016年経済学部卒業岩城貴子さん

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