キャリアガイダンスVol.446
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なりたい職業は中学校のときから美容師ひとすじ。自分のくせ毛や髪色が薄い悩みに、美容師である母がプロとして的確に改善してくれていて、興味をもったのです。髪だけでなく小学生のころからおしゃれ全般が大好き。ジャニーズの菊池風磨くんのファッションにあこがれて、髪形とか服装を真似したり。中学生になって私服を着る機会が減って、ますますおしゃれへの関心が深まりました。性格は飽きっぽいです。絵を描いたりマンガを読んだりと、好きなことを見つけては一気に集中してやってみるんだけど、一通りできたりわかったりすると飽きてしまう。でも、唯一飽きなかったのが美容やおしゃれに関することでした。絵などの創作物は完成すると変化しませんが、髪って美容室で完成しても気候などですぐ変わるし、自分でアレンジできる〝変化〟が魅力的に感じるんです。メイクも好きで、学校にばれない程度にメイクして行ったら女子が気づいてくれて。調べた知識を教えてあげたり、学園祭のときに女子たちに頼まれてメイクしてあげたことも。それぞれに似合うメイクをしてあげると喜んでもらえるのが嬉しかった。だから人をキレイにして喜んでもらえる美容師が向いていると思ったんです。高校では部活はすぐ辞めてしまったのですが、暇が嫌いなんです。夢に近づくための美容室と、あとはコンビニのアルバイトを掛け持ちでやっていました。最初は卒業後に美容の専門学校に入って美容室に就職するという一般的な道を考えていましたが、進路先の専門学校を調べているときに、通信制なら高校に通いながら学べると知ったんです。美容師として一人前になるには、働きだしてから下積みの時間が結構あることを母から聞いていたので、なるべく早く現場に入っておきたかった。高校時代から継続して下積みとして働きながら美容について学べば、一人前になるまでが短縮できます。勉強も割とできたので、学校の先生は夢を応援しつつ、大学進学の道もあるぞと言ってくれていました。でも通信制の専門学校との両立を相談したら、やってみろと応援してくれたのです。それで高3の10月から北海道美容専門学校の通信過程とのWスクールが始まりました。バイト先の美容室の方々も働きながら学びたい気持ちを相談したら理解してくださり、高校卒業後は正社員として雇ってくれることになりました。総合的な探究の時間のテーマを検討していたときに先生から、「高校生そこで「服もコーディネートして買える美容室」というビジネスプランを考えてみたのですが、その過程で、どんなことをお客さまに届けたいか具体的になってきて、なりたい美容師像がng*」への応募を勧められました。くっきりと見えてきました。今の夢は、早く一人前の美容師になって、30歳までに地元の帯広で自分の店をもつこと。お客さまがトータルでなりたい自分になれるよう、髪形に合う服も提供して、遠方からでも来たいと思われる店にしたいと思っています。社会に出たら最初はうまくいかないこともあるかもしれません、でも、不安よりも今までにないことに挑戦できるワクワク感でいっぱいです。人をキレイにして喜ばれる美容師が中学生からの夢高校と通信制専門学校の二足のわらじで夢に近づく     Ri  21「自分のあり方」を見つめるキャリア選択2023 APR. Vol.446*高校生Ring:リクルートが主催する、高校生のための参加型のアントレプレナーシップ・プログラム。

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