1年次3学期に実施した、地域で実践的な探究活動を行う際のチーム決め。「大事にしている価値観」が近い生徒でチームを組んでいく。活動に取り組むにあたり、自分にとっての意義を見いだす。チームワークが最大限に発揮できるチームを組む。48の価値観キーワードから直感的に選ぶ。自分が大事にしたい・大事にしていることを選べるとベター。15個以上挙げることを目標に。問いの例:「尊敬する人、友人、キャラクターは誰ですか? その人のどんなところを尊敬していますか?」「自分はどんなことにこだわっているように見えるかを、周りの人2人以上に聞いてみましょう」。似たキーワードをグループにして、マインドマップを作る。難しければ飛ばしてもOK。迷ったら2つを取り上げ、「どちらがより大事にしたいか?」を考える。難しければ直感で並べてもOK。「活動を通して自分はどうなりたいか(自分にとっての活動の目的)」、「地域にどうなってほしいか(地域にとっての活動の意義)」などを書き出す。 1年次の4月には、気になる価値観を選んで自己紹介するというワークをしました。3学期に行ったワークでは、自分は何を大事にしている人間で、どうありたいか、どうなりたいかを言語化したことで思考が整理され、より自己理解が深まったのではないかと思います。大事なのは、最後のまとめへの橋渡し。授業の中で考え方、深め方をフォローしつつ、なかなか書けない生徒については対話を通して言葉を引き出していきました。取材・文/笹原風花2コマの授業の中でステップ3まで進み、まとめ部分の最終提出は1カ月後とした。生徒たちが自分の本心と向き合えるよう、ステップ3までの記入内容は回収せず、「先生に見せるためのワークシート」にならないよう意識したという。 自分にとって大事な価値観を探るのが、「価値観ワーク」。正直さ、責任、自由、楽しさ…などさまざまな価値観を挙げたリストを基に、ピンときたものを選び取っていくのが基本。「自分にとって大切なことベスト3を選んでみよう」と選ぶ数を決めてランキング形式にしたり、「今の自分に1番大きな影響を与えた、過去の出来事・経験は? それはどのような価値観と関係している?」と具体的なシーンが思い浮かぶよう問いを立てたりするのも有効だ。2023 APR. Vol.44630最後に、「自分のあり方」を考えるためのヒントを集めました。実際に学校で取り入れられているワークを4つご紹介します。編集部おすすめtipsも合わせて、ぜひ指導にご活用ください。by 隠岐島前高校(島根・県立)
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