「現実を伝えるべきだった」 とあとで後悔したくない山崎三川山崎三川山崎そう感じてしまうかもしれません。三川山崎三川実際のところはわからない?山崎「なぜ生徒がそう思った?」を聞き取れていなかったことに気づきました。なぜか生徒が真っ先に「お金」と言ってくるであろうと決めつけていた。でもお金を稼ぐ方法は他にいくらでもある。あえてユーチューバーを挙げたところに、本人のこだわりや思いがあったかもしれません。三川山崎三川一度転んでも再び立ち上がることが山崎はい。よく考えてみると、冒険をしな三川山崎「普通に進学や就職をしようハッとしました。その子たちは本当に大丈夫なのか? てないのですよね。これまで通りであれば安心というパターンに陥っていた。それでは変化に対応できないと気づきました。一時的な流行に乗ってはのちに大変な目に遭う? 教員の一言は重いと思っています。私の願いは「卒業してからも、生徒には幸せな人生を送ってほしい」ということですが、進路指導には答えがありません。私の発言がどのように、この生徒に響くのか不安です。山崎先生の生徒さんへの思いはよくわかりました。山崎先生は、生徒がユーチューバーを目指すと「幸せな人生を送る」のが難しいような気がなさるのでしょうか?やはり成功するのは一握り、の狭き門だと思いますから、もし生徒が失敗したら「あのとき無責任に背中を押さずに、もう少し現実を見させてあげるべきだった」と自分が思うのではないかと。もし光も当たらずに失敗してしまったら、生徒さんの挫折にご自身が加担したような気がなさるのでしょうか。ところで、なぜその生徒さんはユーチューバーになりたいと言い出したのですか?(気づき①◀ )なぜ…。そうですね。本人が好きだということもあるかもしれませんし、お金の面で成功しているユーチューバーを見て憧れたのだろうなと思うんですが。そうですね。そこまで踏み込んで聞けていなかったです。それよりも「保護者の同意が得られているか」が気になっていました。保護者も挑戦させたいというなら、教員に止める権利はないと思うので。指せば、挫折する可能性がある。このことについて山崎先生はどのように考えますか。乗り越えて前向きでいられたらいいのかな。私たちは、高校卒業後の生徒たちの「先の人生」に寄り添うことはできない。だから、なんとか高校にいる間に、安心してこの先の人生も歩める道に導きたいと思いすぎているのかもしれないです。できる力があれば、その先の人生でたくましく生きていけるかもしれないですよね。話は変わりますが、いろんな生徒さんを指導していて、山崎先生が「不安を感じない」生徒さんもいるんですよね。い無難な進路選択をしている生徒に対しては不安を感じていないかもしれません。過去の卒業生も選択してきた進路だと、私も卒業後の生活を想像しやすい。一方で、例えば高校の間勉強をしっかりがんばって、指定校推薦で大学進学が狙えるのに、その恵まれた機会を捨ててでも一時的な先行きの見えない不安定な仕事を目…たとえ挫折したとしても、それをブームに乗っかり進路を選択しようとしている生徒には不安を感じることがあります。一時的な流行に乗って進路を選択すると、それが続かなくなったときに、大変な目に遭うのではないかと心配されている。では、過去の卒業生と似た進路を選び、一見「進路に問題がない子」に見える生徒さんについてはどうですか。なぜ山崎先生は、その生徒たちのことは心配しないのですか?(気づき②◀ )…なぜ…? 学先や就職先ですと、卒業生もたくさん周りにいて、何かあれば先輩に相談に乗ってもらえるでしょうし…。そういう安心感があるのかな。社会の変化や、終身雇用がすべてではないといったことも頭では理解しているのですが、気づかないうちに前例にばかり囚われていたかもしれません。としている生徒のことはなぜ心配しないのか」と聞かれて、「問題のない進路」なんやはり例年通りの進気づき①気づき②2023 APR. Vol.44638三川先生山崎先生生徒がユーチューバーを目指すことに、不安を感じるのですね。幸せな人生を送るのが難しくなるような気がするのでしょうか?短絡的に、一時の流行に乗ってはいないか心配です。長く続けられる仕事に就いてほしいと、つい思ってしまいます。
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