tep to the lineゲームという、さーダーを育てる学校」を掲げる同校でいる。外国語科の設置は1992年。各実用的な英語を使う機会を多様に設ける外国語科埼玉県内に8校ある外国語科を有する公立高校の1つである坂戸高校。目指す学校像として「文武に秀で、地域に愛され、国際感覚を持つ社会のリは、外国語科だけでなく普通科も含めた全校で、国際理解教育に力を入れて学年に1クラスのみのため3年間クラス替えがない。「生徒同士や生徒と教員の関係性が密になるので『お互いに思いやりをもって過ごそう』と生徒たちに言っています。そのことで、発言しやすい安心・安全な環境が育まれていきます」(国際理解教育部主任・堀江舞衣先生)外国語科では、英語の基礎的な4技能5領域の習得はもちろん、第2外国語として英語以外の言語を学んだり、図1のようなさまざまな専門科目で実用的に語学を学んでいる。「生徒たちには〝英語を〟学ぶだけではなく、〝英語で〟多様なことができる力をつけてほしいと考えています。語学系や国際関係学部に進学する生徒が多いですが、看護や福祉、教育など進路選択はさまざまです。海外のニュースなどを授業のリソースとすることが多いため、生徒たちの視野が広がっていくようです。授業が生徒たちのやりたいことを見つけるきっかけづくりになっているのです」(外国語科長・前田英之先生)生徒の視野を広げるための科目の 1つが2年生の「異文化コミュニケーション」だ。世界の文化・社会・価値観などを英語で学んでいく。「他文化を知るには自文化を理解する必要があると考えています。異文化コミュニケーションの授業では、まず自分自身について英語で考え、アイデンティティーを知ることから始めます。例えば、Sまざまな質問に答えていくゲームを通じて、自分と他の人の考え方の違いを知り、身のまわりにある他文化を探すことで、偏見をもたずに他者を見ることを楽しく学んでいきます」(英語科教科主任・嶋津昌樹先生)英語を中心とした外国語に関する学科や、国際関係に関する学科を設置している高校は少なくありません。学校設定科目などを通じて、各学校で取り組んでいる独自の外国語教育について、背景や目的、生徒たちの「言葉」との向き合い方や成長について取材しました。27つながるための「言葉」を獲得する2023 JUL. Vol.447写真左から、廣瀨純一教頭、国際理解教育部主任・堀江舞衣先生、英語科教科主任・嶋津昌樹先生、外国語科長・前田英之先生4技能を段階的に学習論理的思考力を養い、英語で議論を行う発表ややりとりを通じて実践的に英語を学び、最終的に卒業論文執筆およびプレゼンを行う世界の文化・社会・価値観などを英語で学び、ディスカッションなどを通じて考えを深めるニュースや新聞を通じて、世界で起こっているさまざまな時事問題を英語で学び、高度な英語力を身につける中国語、スペイン語、ドイツ語、フランス語のいずれかを選択取材・文/長島佳子総合英語Ⅰ〜Ⅲディベート・ディスカッションⅠアカデミックイングリッシュⅠ・Ⅱ異文化コミュニケーショングローバルスタディーズ第2外国語
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