いつでも生の英語を試せるなど、学んだことのアウトプットの機会を多く設けている。リアルな素材を用いてコンテンツベースオリジナルのニュース原稿を作り、キャスターになりきって英語ニュース番組風のフィクションでも良いとしており、生徒が映像からうかがえる。のスピーチコンテストや英作文コンテスることで、さらに磨きをかけている。ッシュⅠ・Ⅱ」だ。クラスをチーム分けしアウトプットの機会が多く楽しみながら生きた英語を学ぶ3年間の集大成としての英語の卒業論文外国語科には2名のALTが常駐。3年生の「グローバルスタディーズ」の授業では、英字新聞や英語ニュースなどで世界の時事問題にアプローチする。学んだことをアウトプットするために、生徒たちが自分で関心をもった題材で動画を撮影して発表している。内容はたちが楽しんで英語を使っている様子授業で身につけたことは、学校内外ト、ディベートコンテストなどへ出場すスピーキングやライティングの力を系統的・総合的に養うための授業が1年生の「ディベート・ディスカッションⅠ」と、2・3年生の「アカデミックイングリて少人数制で「書いては話す」を繰り返していく。1年生ではプレゼンテーションや自分たちでストーリーから作る英語劇を通じて、論理的な思考や自分の思いを伝える表現力を身につける。2年生では社会問題などをテーマに自分の意見の発表やディベートを行う。その集大成が3年生の卒業論文だ。自分の関心事をテーマに英語で論文にまとめ、さらにプレゼンシートも作成してクラスの前でプレゼンと質疑応答を行う。 「生徒たちは3年間の多様な専門科目を通じて、英語の表現方法など技能から、世界にあふれる社会課題まで、たくさんのことを吸収していきます。その吸収した成果を自分の考えという形で発信する場が卒業論文なのです」(堀江先生) 「外国語科の卒業論文とは別に、総合的な探究の時間でも研究・発表を行っていますが、外国語科の生徒たちは日本語での発表の組み立てもうまいです。日頃から考えを言語化してまとめる学びが多いため、日本語能力も相乗的に上がっていくと感じています」(嶋津先生)坂戸高校では、外国語科だけでなく普通科の生徒も含めた全生徒の国際感覚を養うために、オーストラリア研修や、外部講師を招いてのグローバルセミナーなど、さまざまな国際交流事業を行っている。オーストラリア研修はホームステイ 全校生徒を対象に、多様な国際理解教育を実施しながら現地の学校の体験授業を受ける。コロナ禍で停止していたが今年度から再開し、希望者対象で今年は25名の生徒が7月に2週間渡豪する予定だ。外国語科からだけでなく普通科からも応募があった。グローバルセミナーでは外務省やEU、JICAなどから講師を招き、世界の現状について生の話を聞く。 「世界情勢を知り視野が広がる体験は、進路選択の幅を広げるので、普通科の生徒たちにも必要です。世界に通じているさまざまな大人の話が聞けるように、講師選択は我々教員がアンテナを張って探し、直接依頼をしています」(堀江先生)1年生は「ディベート・ディスカッションⅠ」で、自作のストーリーの英語劇などを実践。卒業論文のプレゼン。質問する側も英語なので、仲間の発表を理解し発信する力が求められる。論理的な思考を身につけ、自分の考えを英語で話したり書いたりする表現力を身につけ、3年生で卒業論文を書いて発表する。卒業論文は冊子にまとめられる。テーマは環境問題から、癒しの方法など多岐にわたる。3年生の「グローバルスタディーズ」ではCNNの教材などを使って世界の時事問題をリスニング、リーディングで学び、学んだ内容をディスカッションして自分の意見をまとめる。最終的に、自分たちでオリジナルのニュース動画を作成する。自分たちで作成した英語のニュース原稿を、キャスターになりきって話す動画を作成。ニュース映像には英語での街頭インタビューなども盛り込むなど、生徒たちの工夫が見られる。2023 JUL. Vol.44728
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