キャリアガイダンスVol.447
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や「ChatGPT」などの自動翻訳機能を業務に活用しているようです。スマホ1台で簡単に他言語の翻訳ができてしまう今、語学を学ぶ意味や、キャリアへの活かし方について改めて考えてみたい。私たち編集部はそう思い、今回の特集を組むに至りました。まずは言語に関するさまざまなデータからそのヒントを探ります。例えば、小学生のころは楽しく英語を学んでいた子でも、中学、高校と学年が上がるにつれて英語が好きではなくなってしまう傾向があります。その一方で、「英語で話すことが好き」と回答している社会人は、外国人とのコミュニケーションなど、人や世界とのつながりに魅力を感じているようです。他言語を学び、新たな世界とつながった先に何があるのでしょうか。私たちと共に考えながら、ページをめくっていただけますと幸いです。赤土豪一(本誌編集長)    99【出典】2023年「ビジネスパーソン英語力実態調査」(Duolingo JAPAN)。2023 JUL. Vol.4472023 JUL. Vol.447 月に2回以上、仕事の実務で英語を使っているビジネスパーソンを対象にした調査を見ると、若い世代を中心に、多くの人がGoogle翻訳やChat GPT、DeepLなどの自動翻訳機能を活用していることがわかる。現時点では、AI翻訳は人間の英語力を補うアシスタント的な存在だが、機能がさらに進化した未来には、どうなるだろうか? 他言語との壁がない世界が、待っているのだろうか?【出典】2020年「英語のスピーキングに関する実態と意識調査結果」(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会)。 現在、英語学習をしているビジネスパーソンを対象にした調査では、85.2%が「英語を話すことが好き・どちらかといえば好き」と回答。英語で話すことが好きな理由として、ビジネスなどに役立つからというよりも、「外国人と意思疎通ができるから」「外国人と親しくなれるから」「新しい言語を学ぶこと、話すことが好きだから」という、人とつながることや世界が広がることの楽しさを挙げる人が多い。

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