キャリアガイダンスVol.448
58/66

ったことには感謝しかありません。私がトビタテ!に合格できたのは高校1年生の時。建築が好きで、あこがれの建築家が手掛けた作品があるニューヨークを希望していました。しかし、コロナ禍で渡航が3回延期に。3年生になって留学自体を諦めかけていた時に、先生たちが「受験を理由に諦めるのはもったいない。行った方がいい」と背中を押してくださったのです。真正面から向き合って一緒に私の人生を考えてくださUCLに留学中の先輩がいることもあり、イギリスに渡航先を変更。UCLの建築学部の学びで広げられる自分の可能性と充実した施設に惚れ込み、「絶対ここに帰ってきます!」と先輩たちに宣言しました。帰国後、必死に勉強して晴れて今年からUCLに進学できることになりました。自分を見つめ直して進路を見つけられ、素晴らしい同期の仲間とも出会うことができたトビタテ!の留学は、私の人生を変えた経験です。韓■■智■媛■■■芝浦工業大学柏中学高校(千葉・私立)卒業ようやく留学できることになり、いよいよ出国でドキドキ!留学先を変更したジレンマも若干あった語学学校のあるボーンマスへ。ホストファミリーと合流1年生のときにトビタテ!に合格するものの、コロナで渡航できない期間が続く※掲載内容は2023年8月時点の情報です。高校の先輩が留学中のUCLを訪ね大学に一目惚れ。あこがれから志望校へと目標が変わった。ホストファミリーの子どもたちとは絵を描くことが好きな共通点から仲良くなり、第2の家族に。語学学校の遠足で、しゃべったことがない人たちに自分から話しかけたことで、ぐっと距離感が縮まった!   語学学校のプチ遠足で友達と一気に仲良くなれた!ロンドンであこがれの先輩と建築巡りの2日間。UCLに進学を決意!せっかく仲良くなれた留学生たちが帰国ホストファミリーや友人たちとの距離が縮まらずホームシック気味アンバサダー活動で日本を紹介。トビタテ!の同期生たちと「BLUE SKY PROJECT」を立ち上げ、日本全国を紹介する動画も作成している。ロンドンで同期のトビタテ!生と会えたトビタテ!同期生と立ち上げたプロジェクトでアンバサダー動画を作成絶対また来ると宣言して帰国ホストファミリーとも友達とも仲良く楽しい日々。アンバサダー活動もできて充実トビタテ!での成果報告がきっかけで、念願のニューヨークに派遣された中学生の時に電通本社ビルに衝撃を受け、建築に興味をもつ。高校3年時にトビタテ!でイギリス留学。その後、トビタテ!のプロジェクトマネジャーからの紹介でNPO団体の支援でニューヨークに短期留学。今秋から建築学を学ぶためUniversity College London(以下、本文中ではUCL)に進学。 [留学した年齢]17歳 [留学した国]イギリス [留学期間]高校3年の7月から約3週間 [留学内容]語学研修と建築物巡り [留学しようとおもったキッカケ]学校で「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」*のポスターを見て、先生方も応援してくれたので。*「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」 (以下、文中では「トビタテ!」)とは文部科学省が官民協働で留学促進を展開するキャンペーンによる留学支援制度。帰国後、トビタテ!から紹介されたNPOのプログラムで、本来希望していたNYへ派遣され、念願の建築作品「ジェーンズ・カルーセル」を見ることができた。2023 OCT. Vol.44858留学前コンフォートゾーンから飛び出すことで、学校生活ではできない出会いや体験ができるのが留学。その経験者たちに、リアルな留学ライフと気持ちの変化について語ってもらうシリーズです!留学中留学後取材・文/長島佳子さん(18歳)

元のページ  ../index.html#58

このブックを見る