キャリアガイダンスVol.450
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導が行われていた。地域の人口減少に伴って生徒募集に苦戦するなか、生徒の風紀の乱れや問題行動が増加。県の指導重点校に指定され、学校を挙げて取り組んだことの一つが、軽微な規律違反も寛容せず罰することで重大な違反を未然に防ぐ「ゼロトレランス」の厳しい生徒指導だった。当時、生徒指導部長としてその陣頭指揮を執っていた加瀬直人先生(現校長)はこう振り返る。 「真面目できちんとしている生徒が大半であるにもかかわらず、学校全体が地域や企業から厳しい目を向けられる状況をなんとかしたい。その思いで、『いつでも就職や進学の面接を受けられる姉高生でいよう』というスローガンを掲げ、必死に身だしなみの指導にあたっていました」校は落ち着き、地域からの信頼を取り戻していった。2020年、十数年ぶりに同校に校長として戻ってきた加瀬先生は、平穏な様子に安堵する一方で、物足りなさも感じたという。 「最初の勤務時、厳しい指導の先に生徒が生き生きと学ぶ明るい学校の姿を思い描いて取り組んでいました。しかし、実際はそうなっていなかった。生徒は言われたことはきちんと行うものの、指示されないと動かないところが気になりました」(加瀬校長)だしなみチェックなどの厳しい指導は続い約20年前、姉崎高校では厳格な生徒指次第に生徒の問題行動は減少して学学校が落ち着いたあとも、定期的な身厳しい生徒指導の先に思い描いた学校とのギャップ①チーム・ビルディング②問題意識の共有③校則に関する意識調査④周囲の巻き込み校則見直しの取組を伝える動画を作成し、校内で放送。先生に校則見直しに対する不安をインタビュー。全校生徒と教員を対象に、現状の学校や校則に対する考えを聞くアンケートを実施し、校則問題を可視化。取材・文/藤崎雅子「ルールを変えて、学校をどうしたい?」を問いに学校の理想像について話し合い、プロジェクトのゴールを明確化。生徒会と有志生徒でプロジェクトチーム結成。担当教員も 「生徒の意見を尊重することを誓います」 と“先生宣誓”。2024 APR. Vol.45052図1 校則見直しの流れ(2021年度)生徒主体の校則見直しを経て、生徒が本来もつ力を発揮する学校として進化を続けています。そのプロセスには、どのような生徒たちの取組と先生方の対応があったのでしょうか。こんな学校は必読!学校が荒れていた時代の厳しい校則と指導方法が受け継がれていた姉崎高校。    □ 校則が長期間見直されていない□ 生徒の主体性を発揮するきっかけづくりを模索中□ 生徒の参画による学校づくりを推進したい

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