キャリアガイダンスVol.451
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※「令和5年度 全国学力・学習状況調査」児童生徒質問紙と学力のクロス分析(国立教育政策研究所)よりこのグラフは、小中学生対象の「全国学力・学習状況調査」において、「総合的な学習の時間では、自分で課題を立てて情報を集め整理して、調べたことを発表するなどの学習活動に取り組んでいるか」への回答と各教科の正答率をクロス分析したもの。設問に「当てはまる」と回答した児童生徒の方が、教科の平均正答率が高い。10ページで基礎的な学力の向上を感じる高校の先生は22.6%だったが、取り組み方によっては教科学習との相乗効果を期待できる可能性が見える。※令和5年度国公私立大学・短期大学入学者選抜実施状況の概要(文部科学省)より現在は国立も含めて大半の大学で総合型選抜が行われており、高校時代の探究活動をその評価対象としている大学も増えている。さらに総合型選抜による入学者比率も増加傾向にあることから、大学が探究活動で育まれる力を重視し始めていることが読み取れる。2024 JUL. Vol.45112高校に入る前はどうだった?大学は探究をどう見ている?

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