キャリアガイダンスVol.451
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9「総合的な探究の時間」の本格実施から2年が経過しました。 「これでいいのだろうか」「本当に意味があるのだろうか」…。時にはそんな不安やモヤモヤを抱きながら取り組まれている先生もいらっしゃるのではないでしょうか。探究が学校の日常になっていく今だからこそ、生徒にとって、先生にとってどんな意味があるのか、そして実際にどのように取り組んでいくのか。本特集の何か一つでも、皆さんの探究活動の一助となるよう、『キャリアガイダンス』では改めて考えてみました。「自分なりの課題=問いを見つけ、解決策を探る」。探究のカギとなる問いは地球、地域、家族、組織、商品、働き方などあらゆる事象に存在し、それらに挑む人々で社会は成り立っています。自治体、企業、起業した組織などで活躍する社会人たちの具体例から、探究と社会のつながりを探ります。探究をカリキュラムとして始めてみて、さまざまな壁に直面している先生や学校の声が多く聞かれます。学校外との連携、予算、評価、指導法など、模索しながら解決策を見つけている学校の実践事例を、壁の乗り越え方の参考にしていただければと思います。2024 JUL. Vol.451探究と社会とのつながりは?どう推進していくか

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