広い視野から行動している人です。大きなことを言わせてもらうなら、すべての人が輝ける社会を創ろうと考えている同志だと思っています。―立場は違っても、同じ方向を見ている人って惹かれあいますよね。古屋確かに上田さんのネットワークと私のそれが重なることは少なくありません。ただ、知り合いの知り合いが自分の知り合いだったとき、よく「世界は狭いね」と口にしますが、そんなとき「それって勘違いかも。単に自分の世界が狭いだけでは?」と自問するようにしています。知らない世界はたくさんあるのに、そこと接する機会がないだけかもしれませんから。上田確かに類は友を呼びますが、閉じた関係だけに終始するとエコーチェンバー(※)に陥りかねませんよね。古屋まさにそう。なので私は信頼す―談古屋星斗上田祥子対学校現場にあふれる生徒の未来を切り拓く機会選択を経て(次ページ参照)、埼玉県教育局で産業教育・キャリア教育担当の指導主事をされています。加えて、全国の高校・少年院・児童養護施設などでキャリア教育を行う社団法人の理事もされています。古屋さんとは、その団体を通じての知り合いだとか。上田体と2019年にイベントを実施して以来のお付き合いです。古屋さんは気鋭の研究者でありながら、高卒就職・非大卒人材という見過ごされがちなところに光を当ててくださる稀有な人。若年者へのキャリア教育の推進を応援してくれています。古屋先生ですが、だからこそ教室にとどまらず、外部の力をどう借りるか、行政の仕組みをどう活用するかなどリクルートワークス研究所主任研究員さん埼玉県教育局県立学校部高校教育指導課産業教育・キャリア教育担当指導主事さん引き続き古屋星斗さんに登場いただき、埼玉県教育局の上田祥子さんを交え、機会が果たす役割について語り合って頂きました。上田さんは、さまざまな機会と古屋さんが代表を務める別の団上田さんは生徒を第一に考える2025 JAN. Vol.45321※エコーチェンバー(反響室)とは、SNSなど同じ趣味や思想をもつ人が集まるコミュニティで自分と似た意見を見聞きし続けることで、世の中一般においても同じだと信じ込む現象。うえだ・さちこ●東京学芸大学中学校教員養成課程国語科卒業後、不動産ディベロッパーを経て専業主婦に。出産を機に教育の重要性を改めて痛感し、2011年度より埼玉県立高校国語科教師。JICA教師海外研修参加経験も活かしSDGsを取り入れた授業実践が話題に。2020年度川越初雁高校に赴任。同年一般社団法人ハッシャダイソーシャル理事就任。2023年度より現職。三女の母。
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